〜宇宙から半導体まで〜
暗号技術、光通信技術等の情報・通信技術で三菱電機を支える研究開発拠点
グローバル競争が激化する中、情報技術総合研究所は、当社の成長を支える研究・開発拠点の1つとして活動しています。
情報技術総合研究所は、情報、通信、マルチメディア、光・電波技術の4つの研究部門に分かれており、それぞれが得意とする技術の深化と連携により当社事業強化に必要な様々な技術を生み出しています。これにより、宇宙、光通信、カーマルチメディア、FA*機器等、「当社の強い事業をさらに強くする」とともに、社会インフラ等の分野で「新しい事業の柱を創り出す」ことも積極的に推進しています。中でも、「暗号技術」「光通信技術」「映像符号化技術」「アンテナ技術」は、当社事業に不可欠なだけではなく、世界的にもトップクラスを誇る技術として大いに役立っています。
*FA:Factory Automation
将来理想とする社会は、人と人との繋がりを大切にし、各人が努力することにより成長していく社会であると思っています。情報技術総合研究所の得意とする情報通信技術は、より快適なコミュニケーション、安全で便利な社会システムの構築に貢献できる技術です。
求める人物像は幅広いのですが、特に、
1.物(製品)を重視し、技術を徹底的に追求する人
2.目標に向かって最後までやり遂げる人
3.目標を実現するために、色々な人と連携できる人
を求めています。
情報技術総合研究所では、「世界に通用する一流の技術者」の育成を目指しています。
新入社員には、研修を通じ情報技術の基礎を学ぶとともに、語学研修を実施して海外で活躍するための基盤を構築してもらいます。また、業務を通じての育成にも力を入れており、新入社員各々にトレーナーを設定して定期的に面談を実施することで、職場での悩みや職場からの期待を互いに共有しながら成長をサポートしていきます。
事業を強くするには、まず技術を強くするという当社研究・開発組織の採用方針に基づき、情報技術総合研究所を含む当社の研究所には、毎年多くの新入社員を配属しています。
当社における研究所は、モノ作りをする事業側から頼りにされる研究所として常に事業とベクトルを合わせた研究・開発を行っていますので、技術を生み出してそれで終わりではありません。特に、製品に搭載する技術を開発する際には、それが製品化されるまでしっかりフォローを行いますので、自分の研究成果を目に見える形で得ることができます。例えばそれがカーナビゲーションや液晶テレビといった日常的によく目にする製品であれば、社会に貢献しているという実感をより感じやすいと思います。
Changes for the Better―CM等で耳にしたことがある人も多いと思いますが、これは当社のコーポレートステートメントです。研究・開発においても、研究者1人1人が自分の役割をしっかり認識し、目標に向かって努力を継続することで、より良い技術を生み出せると確信しています。
自分の研究・開発成果を世に出したいという意欲の強い人を大いに歓迎します。
「仕事が人を育て、人が仕事を拓く」
当社の元会長である志岐守哉氏の言葉です。
夢を持ち続けること。この夢を実現するための目標を定め、step by stepで実行すること。
エアコン、冷蔵庫等 、特にヒートポンプを使って暖めるもの、冷やすものがお気に入りです。
入社の動機が、三菱電機がパワーエレクトロニクス技術に強い会社であることもあり、特にインバータ駆動された機器には今でも愛着があるとともに、素晴らしい製品であると自負しています。