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大田市:医大入学予定者2人と意見交換 /島根

 医師を目指す学生に、地域医療への関心や使命感を持ってもらおうと、大田市はこのほど、市出身の医大・医学部入学予定者2人を招いて、竹腰創一市長、楫野恭久・市立病院長との意見交換会を行った。

 参加したのは、県内での医療従事を条件とする「地域枠推薦」で島根大医学部への入学が決まった中村悠佑さん(18)=同市川合町=と、へき地・地域医療従事者養成機関である自治医大(栃木県)に入学する小川敦子さん(19)=同市温泉津町。市立病院問題などふるさとの医師不足を憂慮していたという中村さんは「医師になって将来必ず大田市に戻り、この大田市に尽くせるよう頑張ります」と決意を語った。昨年大学の看護学部に合格しながら、医師の道を目指すためあえて受験し直したという小川さんは「医師が足りてこそチーム医療が成り立つ。地域に1人でも医師が増えるよう私も努力します」と熱弁した。【鈴木健太郎】

毎日新聞 2011年4月2日 地方版

 
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