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高濃度汚染水が直接流出 コンクリ割れで海へ 

(04/02 14:23、04/02 14:48 更新)

海側から見た福島第1原発の(右から)1号機、2号機、3号機、4号機。真水を積んだ米軍提供台船の接岸作業に付き添い、海上自衛隊員が撮影した=3月31日(防衛省提供)

海側から見た福島第1原発の(右から)1号機、2号機、3号機、4号機。真水を積んだ米軍提供台船の接岸作業に付き添い、海上自衛隊員が撮影した=3月31日(防衛省提供)

 政府関係者は2日、福島第1原発事故をめぐり、2号機の高濃度汚染水の海への直接流出を確認したことを明らかにした。2号機と岸壁の間にある「ピット」と呼ばれる立方体の貯蔵設備のコンクリート割れが原因とみられる。政府は被災地を視察中の菅直人首相に報告するとともに、対応策の検討を急ぐ。

 2号機タービン建屋地下や付近の地下水では高濃度汚染水が確認されており、東京電力はこうした汚染水がピットまで達し海に流れ出た可能性が高いとみて、詳しい流出経路を調べる。

 高濃度汚染水の直接の海上流出が確認されたのは初めてで、政府は国民に対しても正確な情報を公表する方針だ。

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