独島:ますますおかしくなっていく日本

松本外相「竹島がミサイル攻撃されたら日本の領土として対応」

外交青書でも領有権主張

 日本政府は中学校教科書に続き外交青書でも独島(日本名:竹島)が日本の領土であるとの主張を繰り返している。

 日本政府は1日午前、閣議を開き、独島の領有権を主張する「平成23年(2011年)版外交青書」をまとめた。昨年の外交青書で韓中日関係を重視した「東アジア共同体」構想については、今回の青書では簡単に記述されている。日本政府は7月発表予定である防衛白書で、独島の領有権を主張するものと見られる。

 松本剛明外相は31日の国会で、自民党所属議員から「竹島に他国からミサイル攻撃があったら、どのように対応するのか」と唐突な質問を受けた。これに、松本外相は「竹島はわが国固有の領土なので、わが国の領土(が攻撃されたもの)として扱われる」と答えた。

 一方、権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日韓国大使は1日午前、松本外相を訪ね、「独島は大韓民国の領土」と述べ、日本の主張を直ちに撤回するよう抗議した。

 しかし、松本外相は「抗議は受け入れられない」と応じた。そして、「韓国政府の独島施設設置などが韓日関係を難しくしているのでは」と韓国政府の独島領有権強化措置に反発した。

 権大使は面談が終わった後、「日本が確執の原因を提供したのだから、わたしたちは言葉ではなく行動で示さなければならない」と語った。松本外相は中学校教科書の検定結果が発表された直後の2日間、「忙しい」という理由で権大使の面談要請を拒否していた。

東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
関連記事
記事リスト

このページのトップに戻る