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福島県警が被ばく1遺体収容 厚労省、近くガイドライン

 福島県警は1日、東京電力福島第1原発(大熊町、双葉町)近くで3月27日に発見しながら、放射線量が高いため付近の建屋内に安置していた男性の遺体を収容し、南相馬市内に搬送した。
 県警によると、1日午後1時ごろ、大熊町の発見現場に機動隊員や検視官、放射線計測班ら十数人が到着。遺体の表面などの放射能を測定した結果、除染が必要な基準を下回ったという。
 時間が経過し、付着していた放射能が減衰したとみられる。遺体は検視後、南相馬市内の遺体安置所に運ばれる。
 県警は「遺体の収容や検視に当たる警察官や、遺体安置所を訪れる住民に被ばくの危険性がないよう配慮した。原発周辺にはまだ多くの遺体があり、何とか早く遺族の元へ返してあげたい」と話している。
 被ばくした遺体の収容方法などについては、厚生労働省が近く、ガイドラインを公表する。


2011年04月02日土曜日


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