道央
ホッキ漁獲量10年連続日本一 苫小牧
(04/01 13:25)
【苫小牧】2009年に苫小牧で水揚げされたホッキの漁獲量が前年比1・3%減の814トンとなり、10年連続で日本一になったことが苫小牧市の独自調査で分かった。
調査は、主要産地の道内18市町と道外の青森、福島の両県の6市町に対して、聞き取りや統計などの資料をもとに行った。2位は根室管内別海町の532トン、3位は青森県三沢市の467トンだった。
市農業水産課によると、2000年に初めて日本一となり、その後も漁獲量は年800トン台と安定している。苫小牧では、資源量調査に基づいて漁獲量を決めており、資源管理の徹底が奏功しているとみられる。
一方、漁獲高は同10・3%減の3億1900万円と大幅減。平均単価は1キロ当たり393円と同39円安で、統計のある1976年以降過去最低となった。近年は安価な輸入物の流入などから下落傾向が顕著で、同課は「ホッキのブランド化など知名度の向上に力を入れていきたい」としている。(俵積田雅史)
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