再来日未定の横浜・リーチ投手、制限選手に

　プロ野球の加藤良三コミッショナーは１日、母国に一時帰国中のブレント・リーチ投手（横浜）を、年俸と移籍が制限される「制限選手」として公示した。

　先発ローテーション入りが期待されていた新外国人左腕は東日本大震災後に米国へ戻ったが、家族の要望で再来日の予定がたっていない。

　制限選手は１９９８年に設けられた規則で、日本野球機構によるとリーチが初の適用となる。球団は復帰するまで１日当たり、年俸の３００分の１を減額することができる。

　３月中旬に外国人選手５人が相次いで離日した西武は１日、ミンチェに続いてブラウンが再来日したと発表した。