1.総需要電力量(一般電気事業者の販売電力量+自家発1,000kW以上)
- 21年度の総需要電力量は370億57百万kWh、前年度比2.0%減と2年連続前年度実績を下回った。
2.産業用電力量業種別実績(特定規模需要(産業用500kW以上)+自家発産業用)
- 産業用電力量は106億95百万kWh、前年度比8.1%減となり、2年連続前年度を下回った。
3.供給実績
(1)総発電電力量(事業用+自家発1,000kW以上)
- 総発電電力量は425億32百万kWh、前年度比0.4%減となった。
(特定規模電気事業者(PPS)の実績は自家発に含む。)
- このうち、事業用(一般電気事業者+卸電気事業者)は331億89百万kWh(前年度比0.7%増)、自家発は93億42百万kWh(同4.2%減)であり、総発電電力量に占める割合は、事業用78.0%(前年度77.2%)、自家発22.0%(同22.8%)であった。
- 総発電電力量の電源別の構成は、火力55.9%(前年度72.8%)、原子力29.1%(同15.9%)、水力13.6%(同10.0%)、風力1.4%(同1.3%)となった。
(2)一般電気事業者供給力(発受電電力量実績)
- 一般電気事業者供給力(発受電電力量実績)は354億48百万kWh、前年度比1.0%減となった。
- このうち北海道電力(株)による発電電力量(発電端)は312億39百万kWh、前年度比1.5%増となり、その構成は水力12.0%(前年度9.1%)、火力48.3%(同68.8%)、原子力39.6%(同22.0%)であった。
4.事業用・自家用発電所の総出力(平成21年度末現在)
- 平成21年度末における事業用・自家用発電所の総出力は、北電泊原子力発電所3号機の運転が開始されたことに伴い10,266千kW、前年度末から898千kW増となった。
- 自家用発電所の出力は2,304千kWで前年度末から15千kW減となった。
- 総出力に占める割合は、事業用発電所77.6%(前年度75.3%)、自家用発電所22.4%(同24.7%)であった。
5.過去10年間(平成12〜21年度)の推移
- 【参考−1】総需要電力量実績の推移(PDF形式/194KB)
- 【参考−2】産業用電力量業種別需要実績の推移(PDF形式/150KB)
- 【参考−3】総発電電力量実績の推移(PDF形式/186KB)
- 【参考−4】一般電気事業者供給力(発受電電力量実績)の推移(PDF形式/176KB)
(注:四捨五入のため、合計値は必ずしも一致しない。)