■よくあるご質問

Q・モルタルや塗り壁の素材を使用するとクラックが起きやすいという不安があるのですが、それに対しての解決方法はありますか?   

A・モルタルや塗り壁に限らず、どのような素材にも全くトラブルが起こらないというものは有り得ませんが、従来の左官塗りの工法を独自の研究、開発により、限りなくゼロに近づける事に成功しました、特に外壁に使われるラスモルノンクラック工法、ラスモルUノンクラック通気工法は阪神大震災以降、数々のハウスメーカー、工務店の皆様に採用して頂き、その結果お施主様からクラックの苦情が無くなったというお声を頂戴しております。

Q・外壁には主にモルタル、サイディング、ALC、等の素材が使われますが、どの工法が安いのですか?


A・建物のデザインや立地条件、工法の違いによって変わりますので、一概にはどれが安いとは言い切れません、ただお施主様の人生の中で住宅というと、一番高価なお買い物になると思われますので、素敵だなと感じた外壁を選ばれるのが大切ではないかと考えます。また新築時の費用と経年劣化による維持費用は、どの工法でも様々です、メンテナンスに必要な費用も含めて打ち合わせして頂く必要があります。

Q・ラスモルノンクラック工法の工期はどれ位かかりますか?


A・ラス工事と左官工事で約1週間から10日程必要です、一般的な工法では約2週間から3週間必要な場合もございますので、工期的にはかなり短縮出来ます。しかしお天気には勝てませんので梅雨の時期等は少し遅れる事がありますが、楽しみが少し伸びたと考えて待ってくださいね。

Q・ラスモルノンクラック工法でメーカー責任施工して頂いて、クラックが発生した場合はどこまで責任を持ってくれるのでしょうか?


A・当社が独自に行っているメーカー責任施工ですが、※一定の基準がございますが、基準内でクラックが発生した場合、メーカーが責任を持って対処させて頂きます。
例えば0.5mm幅程度のクラックが外壁面に多数、発生したとします。
その場合工事が必要になりますが、工事には足場費用、補修費用、再塗装費用が必要です。その費用を当社が負担します。しかし、そのような事例は極めて稀なことです。
数万棟の実績の内、数例しかございません、製品、工法の開発を年々進めておりますので、絶大な信頼のおける外壁工法となっております。

※ラスモルノンクラック工法、ラスモルUノンクラック通気工法、ラスモルノンクラック通断防工法、ラスモルUノンクラック外張り断熱通気工法、の4種類の工法に限ります。基準には一定条件がございます、お問い合わせ下さい。

Q・メーカー責任施工ではなく、従来からお世話になっている職人さんに仕事を頼みたいのですが、その場合はクラックの保証はして頂けるのですか?


A・大丈夫です。当社の工法は初めて施工される場合でも、職人さんの不注意によるミス  が起こらないように工夫されております、判り易い施工マニュアルもございますし施工立会いも行いますので、安心して下さい。
(※上記条件を参照して下さい)。

Q・内装の塗り壁は健康に良いと聞きますが、何が健康に良いのですか?


A・住宅における健康被害として、高湿度によりカビ、ダニ、結露が発生し皮膚炎やアレルギー障害、低湿度により肌荒れ、粘膜症、静電気等があげられます。
近年ではホルムアルデヒド、トルエン、キシレンといった化学物質が原因によるシックハウス症候群と呼ばれる病気も問題になっています。それらの諸問題を調湿性のある塗り壁を使用する事により防ぐ事が可能になります。

Q・下地材(ボード等)に直接塗れる商品がありますが、その商品と比べて下塗りを必要とする工法は価格的にも工期的にもデメリットが大きいのではないでしょうか?


A・価格だけなら正しい意見ではないかと思います。
ただし施工後に起こるトラブルとして、クラックや色ムラの原因となる事が多く、その際に再工事を必要とするなら、トータルでは価格的にも工期的にもあまりメリットのある施工とは思えません。
性能的にも、樹脂成分が多く含まれているものもあり塗り壁の持つ自然素材としての調湿性が発揮出来ていない場合もございます。

Q・塗り壁はビニールクロスと比べて、どれ位の調湿効果があるのですか?


A・8〜10倍違います。調湿性のある素材をベースに製造された代表例が珪藻土を用いた材料です。
他にもしっくい、シラス、という材料がございます。



Q・内装の珪藻土等の左官塗りの壁とビニールクロスの比較として、どれ位の価格差がありますか?


A・約5倍変わる場合があります、ビニールクロスは表面の柄により施工費が若干変わる場合がありますが、左官塗りの場合は仕上げパターンにより、施工費用が大きく変わります。金額だけを比較するならクロスの方に軍配が上がりますが外壁の仕上げと同様にジョイントが無く1枚壁に出来る塗り壁は非常に高級感があります。

Q・内装の左官塗りですが色ムラやクラックが多発しています、どうしたら防げますか?


A・まず色ムラですが、自然素材である以上、ある程度は避けられない事ですが、ボードのジョイント等の色ムラは、下地処理をして下塗り材を規定通りの厚みを塗り付け、良く乾燥している事を確認してから、仕上げ材である珪藻土等を施工する事が大切です。
次に左官仕上げのパターンによる色ムラですが、完全なフラット仕上げというものは出来ません、人間の手の動きにより塗り付けを行いますので、光の当たり方でムラに見える場合はございます。
クラックですが建物の動きはどのような建物でもございますので、多少のクラックが入る可能性がございます、当社としてはクラックの問題と色ムラの問題を最大限に抑制するための工法を用意しています、詳しくはSS工法、SSシート工法を参照して下さい。

Q・外壁のモルタル工事、内装の珪藻土塗り等の湿式工法と外壁サイディングや内装クロス工事等の乾式工法では職人の技量による差が大きいように感じるのですが?


A・それは事実だと思います。その反面美しく仕上がった壁面を見れば、お施主様をはじめ、建築に関わった全ての方に感動をもたらす物件になるでしょう、手塗りの味わいは、人間の手の感覚で美しく仕上られていく作業により生まれるものです、現場に関わる職人さんは大変な修行を積んでこられています、その職人さんの少しでも、お役に立てるように当社の製品、工法は使い手に優しく、住まい手に優しいを課題として開発されています。