消防士 駐車車両を傷つけ現行犯逮捕 |
29日昼ごろ、兵庫県加古川市にある運動場の駐車場で、乗用車を工具で傷つけたとして、市の消防隊員が逮捕されました。
器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、加古川市中央消防署両荘分署の主任、森正行容疑者(48)です。調べによりますと、森容疑者は、午前11時40分ごろ、加古川運動公園陸上競技場の駐車場に止めてあった乗用車の側面2か所を、六角レンチで傷つけた疑いがもたれています。乗用車の持ち主の男性は今年に入って2度、この駐車場で被害を受けていたため利用していたスポーツジムから車を見張っていたところ、犯行を目撃し、森容疑者を取り押さえたということです。調べに対して、森容疑者は、「全く知らない」と容疑を否認しているということです。
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2011/03/30 0:22:
更新) |
近畿と被災地を結ぶ高速バスが運行再開 |

運行を再開した近鉄バス |
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東日本大震災で運行を見合わせていた近畿と被災地を結ぶ高速バスが、29日から再開し、故郷へと向かう人たちが乗り込みました。
29日から運行を再開したのは、大阪を出発して福島県や宮城県に到着する近鉄バスの2便です。
25席の座席は予約で満席となり、大阪市阿倍野区にあるバスターミナルには、被災した家族のもとに駆けつける人の姿が見られました。
【家族が宮城県にいる人】「次の日に、何はともあれ水とかを持っていったが、新潟まで行って行く手立 てがなくて引き返してきた」
【家族が福島県にいる人】「妹が大熊町にいて(原発事故の影響で)会津の方に避難をしないといけないと聞いているので、心配で、今日からバスが走ったので、いこうと思った」
高速バスは、毎日1往復ずつ運行するということです。
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2011/03/30 0:21:
更新) |
「避難者への支援見舞金」の受付開始 |

大阪府のホームページでも確認を |
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東日本大震災で被災された方たちへの支援に関する情報です。
大阪府は、被災地から大阪に避難してきた人たちへ「支援見舞金」の給付の受付を始めました。
給付は一回限り、金額は、一世帯あたり、10万円。単身者は、5万円です。避難された方がお住まいの府内の各市町村の社会福祉協議会で、6月30日まで受け付けています。
「大阪府受入避難者支援見舞金」について
・大阪府HP
・大阪府福祉部地域福祉推進室地域福祉課調整グループ
(06−6944−6657)
また、この支援金への寄附も受け付けています。
「大阪府受入避難者支援金の募集」について
振込先:りそな銀行大手支店普通口座0048904
口座名義:大阪府受入避難者支援金口座
大阪府は被災した児童が府内の学校に通うためのホームステイを受け入れる家庭を募集しています。
条件は、大阪府内に住み、1学期から1年程度の期間受け入れができて、生活費や学費を負担していただける家庭です。
【問い合わせ】
大阪府福祉部子ども室子育て支援課 06−6944−6984
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2011/03/29 19:57
更新) |
シロクマのゴーゴ&バフィンが同居スタート |

相性ぴったり?赤ちゃん誕生に期待 |
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大阪・天王寺動物園のホッキョクグマ「ゴーゴ君」と、花嫁として静岡県からやってきた「バフィンさん」が、29日、「同居」を始めました。
果たして2頭の相性は?
大勢のお客さんに、愛嬌をふりまくメスのホッキョクグマ、バフィンさん、19歳。
天王寺動物園の人気者、ゴーゴ君の姉さん女房として今月、浜松の動物園から「嫁入り」してきました。
そしていよいよ29日、ゴー君とバフィンさんが、交わることになりました。
2頭は柵越しに別々の生活を続けてきましたが、動物園では、ホッキョクグマの発情期が始まる今が最適と考え、試験的に同居させることに決めたのです。
不測の事態に備え、なんと放水の準備まで…。
【天王寺動物園の人】「ケンカしたときのためです。(放水で2頭を)離すだけです」
そして、ゴーゴが外に放たれると、バフィンさんがゴーゴ君の方に寄っていきます。
お互いに顔を突き合わせて存在を確かめ合っているようにも見えます。
ゴーゴ君、待ちに待ったのか息が切れるまでバフィンさんを追い掛け回すなど、興奮気味です。
わずか20分あまりの「新婚生活」でしたが、心配されたけんかはなく、これからの2頭の相性に期待が持てる、大成功のご対面となりました。
【訪れた来場客】「仲が良さそう」「せっかく(バフィンには)浜松から来て頂いていたので、赤ちゃんを産んで頂いて、またその赤ちゃんを見に来られるようになればいいかなと」などと嬉しそうに話していました。
【天王寺動物園の職員】「このあと問題になるのは、交尾をするかしないか。そのタイミング、発情が来た時にうまく交尾をすれば、それが大、大、大成功だと思いますね」と今後の展開に期待を寄せます。
2頭は今後、ひとつ屋根の下での生活に向けて、少しずつ一緒に過ごす時間を伸ばしていくといいます。
いずれ、赤ちゃんの誕生となるのか。
関係者やファンが見守っています。
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2011/03/29 19:56
更新) |
「被災地に人のつながりを」 神戸から救援物資 |

神戸から東北へ〜「想いをタスキに」 |
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阪神・淡路大震災の遺族たちでつくるNPO法人が衣類などの救援物資を被災地に送りました。「人のつながり」を届ける贈り物です。
次々とトラックに運び込まれたのは、被災地に送る衣類などの救援物資。袋には贈り手の性別や年齢、体のサイズなどが記されています。被災地でそのまま同じ年代・同じ体格の被災者に渡せるようにという配慮です。救援物資の仕分け作業に追われた阪神・淡路大震災の教訓が生かされています。
【「1.17希望の灯り」堀内正美代表】「救援物資を送るというよりも“プレゼント”を届けたい。私の気持ちを届けたい、僕の気持ちを届けたいという形で、みんなが“プレゼント”という思いでやってます」
阪神・淡路大震災の遺族たちでつくるNPO法人「1.17希望の灯り」が進めるこの活動は、TASUKIプロジェクトと名づけられました。ひとつひとつの贈り物が人のつながりを生む「タスキ」になってほしい――そんな思いが込められています。
【堀内さん】「顔を見たことのない自分と同じサイズの友達と、いつか顔が見える日がやってくると信じて、サポートしていけたらいい」
今回は京都のNPO法人も協力し、あわせて2000人分を超える衣類が集まりました。物資に添えられているのは、手書きのメッセージです。阪神・淡路大震災で大学生だった長男を亡くした白木利周さんもこのプロジェクトに被災地への思いを託していました。
【白木さん】「もし自分がその立場だったらどういうものがあったらいいかなと考えて、皆さんが(贈り物を)まとめていただいたと思います。思いが通じてくれたらうれしい」
送り出された物資は30日に岩手県に到着し、被災者のもとへ届けられます。「1.17希望の灯り」では、今後さらに、洋服や文房具など小学生のための物資を募集することにしています。
<TASUKI PROJECT>
NPO「1.17希望の灯り」
078−682−1117
神戸市兵庫区小松通3−2−1真川ビル2階
NPO「環境市民」
075−211−3521
京都市中京区寺町通二条下る呉波ビル3階
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2011/03/29 19:56
更新) |
神戸市消防が福島第一原発での放水活動へ出発 |

「持てる力を結集させ、対応」と隊長 |
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神戸市の緊急消防援助隊は29日、深刻な状況が続く福島第一原子力発電所での放水作業にあたるため、現地へ向けて出発しました。
【神戸市緊急消防援助隊・濱田宗徳指揮隊長】「(阪神淡路大震災で受けた)全国からの温かいご支援に対するお返しとして、隊員の安全に十分留意しながら、神戸消防の持てる力を結集させ、対応にあたってまいります」
国からの要請を受けて福島第一原発に派遣されるのは、神戸市の緊急消防援助隊53人です。
援助隊は、放射線や特殊な車両の操作など、専門的な知識を持っていて、現地では3号機の使用済み燃料の冷却機能を回復させるため、放水作業を行う予定です。
【神戸市緊急消防援助隊・嶋秀穂総括隊長】「隊員の士気は高い。志願して皆集まったので、心強い」
隊員は明日、現地に入り、31日から2日間、活動を行います。
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2011/03/29 19:48
更新) |
部活動の柔道練習中に死亡した中学生の遺族が町などを提訴 |

「子どもたちが安全に学校生活が送れる一歩に」 |
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中学校の柔道部の練習中に、顧問の教師に投げられたあと死亡した、滋賀県愛荘町の中学生の遺族が、学校を管理する町などに損害賠償を求める訴えをおこしました。
祖父からの入学祝いを手に、笑顔を見せる村川康嗣くん(当時12歳)。
愛荘町立秦荘中学校の1年生だった康嗣くんは、おととし7月、柔道部の部活で「乱取り」という練習をおこなった際、顧問の男性教師に投げ飛ばされて意識を失い、およそ1か月後に死亡しました。
母親の弘美さんは、男性教師が康嗣くんの体調に異変があったのに気づきながらも練習を続けたことが原因だと主張。
また、学校側も部活動中の生徒の安全に対し配慮していなかったとして、管理する町などに対し、合わせて7500万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
村川さんは会見で「私の息子は亡くなりましたけども、今の在校生やこれから中学生になる子どもたちが、安心で安全に学校生活が送れるように、少しでも何かの一歩になればいいと思って、訴えを起こしました」と話しています。
愛荘町は「訴状を見ていないので何とも言えないが、誠意を持って対応させてもらいたい」とコメントしています。
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2011/03/29 19:43
更新) |
天神橋筋商店街から支援の輪 |

「一人一人の思いを被災地に届けたい」 |
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東日本大震災を受け、大阪では、「何かしたい」と立ち上がった学生と商店街が協力して募金活動を行っています。静かに広がる支援の輪です。
街頭で募金を呼びかける若者たち。
仲間と5人で活動する大学4年生の高橋幸介さん。募金活動は初めてです。
「なんかしたいなっていう思いに駆られて、じゃあ自分にできることって何やろって思ったときに、やっぱり募金活動やったんです。だから、動かずにはいられなかった」と高橋さんは話しました。
高橋さんは店に募金箱を置ければ、長期的に被災地を支援できると考えました。ちょうど商店街も募金活動をはじめようとしていたため、互いに協力することになりました。
天神橋筋商店連合会重矢錐宏副会長は
「向こうさんから申し出があったことは私らにとっては、大変うれしいことだった。自分たちが心から動こうという部分が(学生には)あったので、これは一番嬉しいことだと思っている」と話しました。
約250の店が募金箱を置いてくれました。
商店街の人は「何かできることがあれば、どんどんやっていきたいから、ちょっとのことでも力になれたらと思います」と話しました。
高橋さんたちのネットワークも広がり始めました。
友人に声を掛けたり、インターネットで参加を呼びかけたところ、仲間は30人に広がりました。
街頭募金に参加した高校生は「お金を入れてくださった方にありがたい気持ちでいっぱいで、こっちも嬉しいです」と話しました。
この日は、2時間で20万円あまりが集まりました。
高橋さんは「小さい額かもしれないけど、一人一人の力って、微力やけど無力じゃないと思っているし、僕ら一人一人の思いって被災地の方に届くと思ってるから」と話しました。
被災地のために、今何ができるのか。一人一人の思いが多くの人を動かしています。
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2011/03/29 19:39
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兵庫・西宮市 東日本大震災の募金箱盗まれる |

レジ横に置いていた募金箱が盗まれた |
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兵庫県西宮市の理髪店で、東日本大震災のための募金箱が盗まれました。警察は窃盗事件として調べています。
29日午前8時すぎ、西宮市甲子園三番町の理髪店で、出勤した店主が閉めたはずのドアが開いているのを見つけました。店の中を確認すると、レジの近くに置いていた被災地に送るための募金箱がなくなっていました。店主によりますと、募金箱は透明なプラスチック製で2週間前から置いてあり、中には1万円近く入っていたということです。店主は、「まさかここで、こんなことになるとは。世の中には理不尽な人がいるなと・・・」と話していました。定休日だった28日午後3時ごろに店主が店の戸締まりをした時には、異常がなかったということです。警察は窃盗事件として調べています。
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2011/03/29 15:05
更新) |
宮津の虐待母親と同居男に判決 |

母親に5年6ヵ月・同居の男に7年の懲役 |
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去年、京都府宮津市で当時5歳の長女を投げ落とし意識不明の重体にしたとされる母親らに対し、京都地裁は実刑判決を言い渡しました。傷害の罪で判決を受けたのは宮津市の無職・林真理子被告(24)と同居する藤井啓二被告(27)です。判決によりますと2人は去年7月、林被告の長女(当時5歳)の食事のマナーに腹を立てて暴行を加え、意識不明の重体にしたとされます。判決で京都地裁の佐藤洋幸裁判官は「すすり泣く長女を畳に投げ落とすなど、藤井被告の行為はしつけの範囲を逸脱していて、林被告も藤井被告に迎合して暴行に加わった」と指摘。林被告に懲役5年6か月、藤井被告に懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
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2011/03/29 15:05
更新) |
神戸市緊急消防援助隊 原発での放水作業のため出発 |

大阪・京都に続いて神戸からも応援に |
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神戸市の緊急消防援助隊は29日、危機的な状態が続く福島第一原子力発電所での放水作業にあたるため、現地へ向けて出発しました。出発を前に神戸市緊急消防援助隊・濱田宗徳指揮隊長は「阪神淡路大震災で受けた全国からの温かいご支援に対するお返しとして、隊員の安全に十分留意しながら、神戸消防の持てる力を結集させ、対応にあたってまいります」と誓いの言葉を述べました。総務省消防庁長官からの要請を受けて被災地に派遣されるのは、神戸市の緊急消防援助隊53人です。援助隊のメンバーは、放射線や特殊な車両の操作など、専門的な知識を持っていて、現地ではおもに福島第一原発の3号機で放水作業を行う予定だということです。神戸市緊急消防援助隊・嶋秀穂総括隊長は「隊員の士気は高い。志願して皆集まったので、心強い」と話しました。隊員は30日に現地に入り、31日と4月1日の2日間、活動を行います。
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2011/03/29 12:17
更新) |
宝塚音楽学校 被災地からも合格者 |

24倍の難関を突破 |
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「タカラジェンヌ」を育てる宝塚音楽学校の合格発表が行われ、被災地・茨城県出身の中学生も合格しました。
宝塚音楽学校では午前10時、24倍の難関を突破した40人の合格者が発表されました。
震災の影響はここにもあり、被災地から志願していた7人が急きょ、受験を取りやめたということです。
逆境の中、被災した茨城県の中学3年生も合格しました。
合格した横田碧さんは、「揺れた時、受験より何より死ぬんじゃないかと思った。両親は地震があっても受けさせてくれた。それに応えて、レッスンしてきたことを思い出して頑張ろうという気持ちになった」と喜びを語りました。
入学式は来月16日で、少女たちはタカラジェンヌを目指し、厳しいレッスンに挑みます。
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2011/03/29 12:16
更新) |
メッセージとともに救援物資発送 |

同じ年代・体格の被災者にプレゼント |
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神戸からは、手書きのメッセージを添えた救援物資が被災地に発送されました。
「TASUKIプロジェクト」と名づけられたこの支援活動は、阪神淡路大震災の経験を語り継ぐNPO法人「1.17希望の灯り」が行っているものです。被災地で衣類などの物資の受け渡しを的確に行えるように、贈り手の性別や年代、体のサイズなどが記されていて、そのまま同じ年代・同じ体格の被災者に渡せるよう工夫されています。今回は1500人分の衣類が集まり、手書きのメッセ―ジとともに被災地へ届けられます。「1.17希望の灯り」堀内正美代表は「救援物資を送るというよりも“プレゼント”を届けたい。私の気持ちを届けたい、僕の気持ちを届けたいという形で、みんなが“プレゼント”という思いでやってます」と話していました。「1.17希望の灯り」では今後、小学生のための物資を募集することにしています。
<TASUKI PROJECT>
問い合わせ 078−682−1117
受け付け先 神戸市兵庫区小松通3−2−1真川ビル2階
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2011/03/29 12:16
更新) |
奈良死亡ひき逃げ 出頭してきた男を逮捕 |

男は両親に付き添われて出頭 |
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27日朝早く、奈良市で77歳の男性が車にひき逃げされ死亡した事件で、警察は出頭してきた男を逮捕しました。
道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、奈良市八条の家業手伝い・鈴木隆仁容疑者(36)です。鈴木容疑者は27日午前5時半頃、奈良市大安寺西の交差点で、奈良市内に住む首藤信義さん(77)を車ではね、そのまま逃走した疑いがもたれています。首藤さんはその後病院に運ばれましたが、頭などを強く打っていて、まもなく死亡しました。
警察がひき逃げ事件として捜査していたところ、28日午後10時過ぎ、鈴木容疑者が両親とともに警察に出頭してきたため逮捕しました。調べに対し、鈴木容疑者は「人と当たって怖くなって逃げた」と容疑を認めているということです。
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2011/03/29 12:15
更新) |
神戸の老舗洋菓子メーカー 被災地にチョコレート |

被災した子どもたちに笑顔を |
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東日本大震災の被災地への救援物資として、神戸の老舗洋菓子メーカーが2000人分のチョコレートを提供しました。
神戸市兵庫区の「ホームズスタジアム神戸」に設けられた救援物資の集積所に、段ボール100箱のチョコレートが届けられました。これは神戸の老舗洋菓子メーカー「ゴンチャロフ」が、東日本大震災の被災者のために提供したもので、大人向けのウイスキーボンボンと子供向けのチョコレートがそれぞれ1000人分ずつ用意されています。ゴンチャロフの光葉應宏社長は「かなり寒いとお聞きしている。チョコレートは保存食で熱量も結構出るということなんで、少しでもお役に立てたらと思う」と話していました。集まったチョコレートは、NPO法人・阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」が集めたほかの救援物資と一緒に、29日に被災地に送られます。
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2011/03/29 9:58:
更新) |