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4歳長男にタバコ押しつけ虐待した父親に判決
関西大学で緊急シンポジウム
大阪市営住宅に被災者入居 原発で働いていた人も
奈良のホテル 被災者を無料で受け入れ
京都府綾部市 市民が一戸建を被災一家に提供
裁判長 「暴言警部補」を非難
アスベスト被害 日通・ニチアスに賠償命令
7年前の決壊の原因、鳥居橋架け替え完成
大阪市営住宅 被災者に入居説明会
大阪府がCT検診車を岩手県に派遣
尼崎のコインランドリーで火災1人死亡
タイから強制送還 殺人未遂容疑で男を逮捕
朝来市が宮城県山元町への救援物資を受け付け
最終更新日時:2011年3月31日 08:45
 

4歳長男にタバコ押しつけ虐待した父親に判決

去年7月、大阪市平野区で当時4歳の長男にたばこの火を押しけるなどの虐待をしたとされる父親に対し、大阪地裁は懲役4年の判決を言い渡しました。
傷害などの罪で判決を受けたのは、無職・由利吉春被告(24)です。判決によりますと、由利被告は去年7月、妻の亜希被告と共謀し、大阪市平野区の自宅で亜希被告の4歳の長男に対し、タバコの火を押しつけるなどの暴行を加えました。
判決で大阪地裁の齋藤正人裁判官は「しつけと称し、激しい暴行をするなど、犯行は悪質」と指摘したうえで、知人の女子高生に約530万円を振り込ませた詐欺や恐喝の罪をあわせて懲役4年の判決を言い渡しました。
( 2011/03/31 8:45: 更新)
関西大学で緊急シンポジウム

最悪の事態を考え対策をすることが大切
東日本大震災を受け、関西大学は緊急のシンポジウムを開き、防災の専門家らが復興に向けた提言などをしました。
関西大学の社会安全学部が開いたシンポジウムには、市民や学生らおよそ600人が参加しました。学部長の河田惠昭教授は、被災地復興の基本コンセプトを、住民に対して早急に示すべきだとし、高台を造成して市街地にするなど、あらたな町づくりを提案しました。パネルディスカッションでは、近い将来、必ず起こるといわれる東南海・南海地震に、どう備えるべきか、議論されました。
【安部誠治教授】]
「関西空港は伊勢湾台風の時の高潮を想定して作っているので、5.5メートルの高さしか想定していない。津波が来たり大阪湾の波が高くなった時に波をかぶってしまう可能性がある」
河田教授は今回の震災を教訓として、最悪の事態を考え対策をすることが大切だとシンポジウムを締めくくりました。
( 2011/03/31 8:45: 更新)
大阪市営住宅に被災者入居 原発で働いていた人も

福島県大熊町から大阪へ
大阪市では約100世帯の被災者が市営住宅の入居や申し込みの手続きを済ませました。
中には福島の原子力発電所で働いていた人もいました。
30日朝に開かれた大阪市営住宅の入居希望者向けの説明会。
東北地方などで被災した14世帯が参加しました。
福島県大熊町から来た山本文明さん(62)は、地震の直後、妻とともに着の身着のままで家から飛び出しました。
山本さんは「100メートルくらい(先の)海沿いの方が(津波の)災難にあわれたが、我々の町営住宅はちょうど助かった」と当時の状況を話します。
自宅は福島第一原子力発電所からわずか5キロのところにあります。
荷物を取りに、家に戻ることも出来ませんでした。
30日、大阪市営住宅に入居した山本さん。
実は福島の原発で仕事を請け負い、技術者として働いていました。
「(原発に対する思い入れは)やっぱりありますね。長いことやっていたので。まさかああいう風になるとは思わないからね。外壁が破裂、水素爆発するのは想像していないこと。大変ショック」(山本さん)。
自らが長年支え続けてきた原発の惨状は、日々報道で伝わってきます。
山本さんは、福島にはもう戻れないと感じています。
「(原発での)仕事も多分もうないと思う。出来ないと思う。(原発を)新しく建て替えるにしても地元住民の反対で何十年先になるか分からない。考えられない」と山本さんは話します。
そして妻の典子さんも「(福島は)住み慣れているし、友達も…。帰りたいですね」と想いを口にします。
既に大阪での仕事を探し始めている山本さん。
市営住宅には1年間は無料で住むことができますが、先の見通しは立っていません。
不安を抱えたまま新たな暮らしが始まります。
( 2011/03/30 19:13 更新)
奈良のホテル 被災者を無料で受け入れ

62のホテルや旅館などが協力
動画を見る
奈良県は、震災の被災者に県内のホテルなどを避難所として無料で提供することを決めました。
奈良県は県内のホテルなどと協力して、震災の被災者を避難所や集落ごとに数百人規模で受け入れる体制を整えています。
協力するのは62のホテルや旅館などで、来月から最長で6ヶ月間、被災者に食事つきで宿泊施設を提供するということです。
被災地から奈良までバスなどの移動手段も用意し、費用はすべて公費と宿泊施設の負担でまかなう方針です。
ホテルサンルート奈良・中野聖子専務は「阪神大震災の時にも被災地の方々の受け入れをさせていただいた経験もあり、この町内にひとつの町が来るようなことがあればいいかなと考えてます」と話していました。
奈良県では今後、被災した自治体の要請に応じて入居手続きを進める予定です。
( 2011/03/30 19:11 更新)
京都府綾部市 市民が一戸建を被災一家に提供

空き家を無償提供
京都府綾部市には福島県南相馬市から一家4人が市民が提供した一戸建ての空き家に避難してきました。
京都府綾部市の住宅に転居してきたのは井上貴さん(45)夫婦と4歳と2歳の娘の4人家族です。
井上さんたちは地震や津波の被害は免れたものの、福島第一原発から30キロ圏内にある福島県南相馬市にいたため、関西に避難してきました。
地震発生の翌日に新潟からフェリーなどを乗り継いで大阪の井上さんの実家へたどり着きました。
井上さんは「福島第一原発の建屋が吹きとんだ映像を見て、これはあかんと。とにかく離れようと思って、西にむかって走った」と当時の状況を振り返りました。
井上さん一家は保育園に空きがある市町村を探していたところ綾部市で市民から空家の提供の申し出があり、引っ越してくることになりました。
井上さんは「コタツはどうだと言われていただいて、たんすはどうだと言われていただいた。不安はたくさんあります。でもこれだけしてもらったんだから、がんばってるところ見せないと」と話します。
2人の娘は来月から市内の保育園に通う予定で、井上さん夫婦もこれまで続けてきた楽器の修理業を徐々に再開するなど一家の新たな暮らしがはじまります。
( 2011/03/30 19:11 更新)
裁判長 「暴言警部補」を非難

警部補・橋和也被告(35)
取り調べで暴言を浴びせたとして起訴された大阪府警の警部補の裁判が開かれました。
裁判長は、「捜査を逸脱し、怒りをぶつけているだけだ」と、警部補を厳しく非難しました。
「殴るぞ。なめとったらあかんぞ、お前!手出さへんと思ったら大間違いやぞ、コラ!」(橋和也被告・取調べ時の音声)
大阪府東警察署の警部補・橋和也被告(35)は去年9月、落とし物の財布を横領した疑いで会社員の男性(35)を取り調べた際に暴言を吐いたとして、脅迫の罪に問われています。
30日の裁判では、橋被告に対し、裁判長から厳しい質問が浴びせられました。
暴言を繰り返した理由を聞かれた橋被告は・・・。
【橋被告】「ちょっと感情が先走ってしまいました」
【裁判長】「本当にちょっとですか?捜査を逸脱し、怒りをぶつけているだけだと思いませんか?」
さらに…。
【裁判長】「普通、“殴るぞ”と言われた被害者はどこに助けを求めますか?」
【橋被告】「警察です」
【裁判長】「その警察にこのような取り調べをされたら、いったいどこに助けを求めたらいいと思いますか?」
最後に橋被告が「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪しましたが、「本当にそう思っていますか」と問いただす場面も。
この後検察側は「犯行は決して軽微とは言い難いが、暴言は突発的で反省もしている」として、橋被告に罰金20万円を求刑しました。
暴言を浴びせられた男性は、閉廷後の会見で「人生が半分むちゃくちゃになった。あの事件が起点なので、それを罰金刑で済ますのは理解できない」と話しました。
判決は、来月28日に言い渡されます。
( 2011/03/30 19:17 更新)
アスベスト被害 日通・ニチアスに賠償命令

直接の雇用関係がないニチアスにも賠償を命じた
動画を見る
アスベストの運搬にたずさわり、中皮腫で死亡した日本通運の元社員の遺族が会社などを訴えた裁判で、大阪地方裁判所は、約2600万円の損害賠償を命じました。
日本通運の社員だった吉崎忠司さん(当時67)は1969年から2年余り、建材メーカーのニチアス王寺工場でアスベスト製品の運搬作業などに従事し、中皮腫で死亡しました。遺族らは、日本通運に加えて工場を管理していたニチアスにも責任があるとして、約4700万円の損害賠償を求めていました。判決で大阪地裁は吉崎さんが工場に常駐し、ニチアスが業務を管理していたとして、2社に対し約2600万円を支払うよう命じました。吉崎さんの遺族は会見で「ニチアスにも連帯責任があると聞いたとき救われた思いがした」と話しました。弁護団によると直接の雇用関係がない企業の責任が認められるのは初めてだということです。
( 2011/03/30 15:11 更新)
7年前の決壊の原因、鳥居橋架け替え完成

橋脚を2本に減らし、高さも2メートル高くした
兵庫県豊岡市では、7年前の台風23号で堤防が決壊した原因の一つと言われている橋の架け替えが完成しました。
豊岡市出石町では新しい鳥居橋の完成セレモニーが行われました。2004年の台風23号では豊岡市の出石川の堤防が決壊し、26人が亡くなるなど大きな被害がでました。兵庫県によりますと堤防が決壊したのは、この鳥居橋が川の流れを悪くしていたことが原因の一つだということです。
地元の人は「いつかいつかと待っていて嬉しいです」と橋の開通に喜びを隠せません。新しい橋は、橋脚を8本から2本にし、橋げたも2メートル高くしていて、水害への対策も万全だと言う事です。
( 2011/03/30 15:11 更新)
大阪市営住宅 被災者に入居説明会

当面の生活に必要なものは揃い、1年間は無料
東日本大震災で被災し、避難先として市営住宅への入居を希望している人に対し、大阪市では説明会を開いています。
大阪市役所では30日午前、1回目の説明会が開かれました。
大阪市は今月15日から、東日本大震災で被災した人の避難先として、原則1年間・無償で市営住宅を提供しています。
これまで10世帯が入居し、88世帯が申し込みを済ませています。
1回目の説明会では、このうち福島県などから避難して来た14世帯が、入居契約などの手続きを行いました。
福島県大熊町から避難してきた男性は、「再就職という形になると思うが、仕事が見つかるかどうかが不安。年齢も年齢だし、福島に戻っても仕事がないと思う」と話していました。
市営住宅には、照明器具・ガスコンロ・毛布など、当面の生活に必要なものは揃っていますが、これから再就職先をどう確保するかが課題となります。
大阪市では、来月中に505戸を用意する予定です。

支援総合相談所
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所地下1階)
電話:06−6208−8841

( 2011/03/30 12:22 更新)
大阪府がCT検診車を岩手県に派遣

CT検診車は自家発電できるため電力不足に対応
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インフルエンザや、突発性の頭痛などを訴える患者が数多くいるという岩手県からの要請を受けて、大阪府は脳卒中や肺炎などの検診をするCT検診車と医師などをけさ派遣しました。
この車は一日に100人ほどの頭や胸のCT撮影が可能でその場で診察が行えます。また、電気を自家発電できるため電力不足が心配される被災地でも活躍が期待されています。
【大阪がん予防検診センター久保文裕診療放射線技師】「日本は復興できるのかと思ったが、毎日みんな少しずつ進んでいるので、その役に立ちたいと思います」。
このCT検診車は5月末まで現地に常駐して医療救護活動に使われるということです。
( 2011/03/30 12:16 更新)
尼崎のコインランドリーで火災1人死亡

店舗兼住宅が10軒燃えた
きのう、兵庫県尼崎市のコインランドリーから出火し棟続きの店舗兼住宅10軒を焼く火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。きのう午後8時半ごろ、尼崎市栗山町2丁目のコインランドリーから煙が出ていると、近所の人から消防に通報がありました。火は棟続きの店舗兼住宅に燃え広がり、消防が6時間近くかけて消し止めましたが、木造2階建ての10軒760平方メートルがほぼ全焼しました。この火事で、コインランドリーの3軒隣にあるクリーニング店の2階からここに住む岡田充博さん(32)とみられる遺体が見つかりました。岡田さんの父親は、「ちょっと足が悪いんですけど逃げようと思ったら逃げられたはず」と話していました。コインランドリーの利用客によると乾燥機近くの配線から煙が出ていたということで警察などは、現場検証を行い出火原因を詳しく調べています。
( 2011/03/30 12:15 更新)
タイから強制送還 殺人未遂容疑で男を逮捕

タイで服役後、日本に送還され逮捕
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大阪府和泉市で5年前、男性2人に発砲し殺害しようとしたとして30歳の暴力団組員の男が逮捕されました。男は30日、タイから強制送還されました。
殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは山口組系暴力団組員・宮崎和也容疑者(39)です。警察の調べによりますと宮崎容疑者は5年前、和泉市で元暴力団組員(当時54)と運転手の男性(当時30)を拳銃で撃ち、殺害しようとした疑いがもたれています。宮崎容疑者は事件後、逃亡先のタイで恐喝未遂事件を起こし1年3ヵ月の刑期を終えて出所しました。
そして、強制送還処分となったことから大阪府警がタイから連行し、逮捕しました。調べに対し宮崎容疑者は「殺すつもりで5、6発撃ちこみました」と容疑を認めているということです。
( 2011/03/30 12:15 更新)
朝来市が宮城県山元町への救援物資を受け付け

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兵庫県朝来市は市の消防隊が救助活動を行った東日本大震災の被災地・宮城県山元町に送る救援物資の受付を始めました。
30日、朝来市の市役所では市民らが宮城県山元町へ送るための下着類や靴下などの救援物資を持ち寄りました。
朝来市では市の消防隊員3人を29日まで山元町に派遣していて、任務を終えた消防隊員から聞いた現地に必要な救援物資を送ることになりました。
山元町では、今回の巨大地震と大津波で死者が500人を超え、今も多くの町民が避難所生活を続けています。
救援物資を持ち込んだ市民は「今までなんとかすることができないかと思っていたので、できることがあるならぜひ協力させていただけたらと思って参加した」と話していました。
朝来市では救援物資を4月1日まで受け付けた後、山元町役場へ届けることにしています。
( 2011/03/30 9:38: 更新)


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