【ソウル共同】韓国報道官は31日、定例記者会見で、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)で、韓国政府がヘリポートの改修工事に着手したことを明らかにした。実効支配を強化する狙いとみられる。
報道官は、工事は「韓国政府として当然行うもの」とし、竹島の領有権があることを強調。韓国警察庁関係者によると、工事は昨年8月に入札が行われたが、気象条件などから工事の実施が遅れて今年3月中旬に着工。5月中に完了する予定という。
聯合ニュースによると、竹島のヘリポートは使用期間が30年に達し、安全点検で問題が指摘され、全面的な改修が必要とされていた。