2011年3月31日22時12分
スイス北部オルテンで31日朝、国内の原子力発電所を一体運営する共同企業体「スイス原子力」の事務所に届いた手紙が爆発し、女性従業員2人がけがをした。警察当局は、福島第一原子力発電所事故による欧州での「反原発」機運を悪用したテロの可能性もあるとみて調べている。
警察当局によると、封筒は開封の際に爆発した。従業員らの命に別条はない。同じビルに入居するスイス銀行大手UBSを狙ったとの見方もある。
スイス原子力は、国内の原発を運営する電力会社などの複合体。スイスは約4割の電力を原子力でまかなっている。(前川浩之)