政府は復興国債を日銀に引き受けさせることを閣議決定した。東日本大震災の復興のため、政府は復興基本法案を31日の緊急閣議で決定した。首相を本部長に全閣僚で構成する復旧復興戦略本部を設置し、震災復興担当相の下に復興庁を新設する。復興財源を確保するため復興国債を300兆円発行し、これを円滑に消化するため、財政法第5条に定める国会決議によって日銀に全額引き受けさせる。
この決定を受けて白川方明総裁以下、日銀理事は全員、政府に辞表を出し、次のような声明を発表した:
このたび政府は、復興国債を国会決議によって日本銀行に引き受けさせることを閣議決定しました。この決定はきわめて遺憾なものであり、われわれは辞任をもって抗議するものです。300兆円という発行額も異常であり、ただでさえ危機的な状況にある日本の財政を決定的に破綻させるでしょう。これに対して基本法案策定の中心となった国民新党の亀井静香氏は、記者会見で次のように述べた。
それを日銀に引き受けさせるのは「もはや政府債務が市場でファイナンスできない」と世界に宣言するものです。ただちに長期金利が上昇し、インフレーションが起こるでしょう。これによって政府債務の実質額は減りますが金利負担は増え、年金などの支出も物価スライドになるので、財政再建になるとは限りません。
物価上昇率が2%になったら金融を引き締めればよいという意見もありますが、財政が破綻したときにそれぐらいのインフレで止まることはありえません。長期金利と物価上昇率は数十%になり、日本経済は完全に破綻するでしょう。われわれはそれに最後まで反対して辞任することを誇りとするものです。
おれは経済学の教科書なんか読んだことがないが、金をばらまいたらインフレになることぐらいはわかる。日銀はできないというが、やってみなきゃわからん。日銀がやらなかったら政府紙幣を300兆円ばらまく。どうせやるなら、50兆とか100兆とかケチくさいことをいってちゃいかん。これで日本はデフレから脱却できる。この閣議決定を受けて長期金利は3%台に急騰し、国債の指標銘柄は10年ぶりに100円を割った。日本は、ついにデフレを脱却したのである。
財政が破綻するとかいう奴らは経済がわかってない。国の借金は普通の会社と違って返す必要はないんだ。返せなくなったら国はいくらでもお札を刷れるんだから、デフォルトなんて起こらない。もしインフレになったら、金をばらまくのをやめればいい。それで止まらなかったらどうするかって? やってから考えればいいじゃないか。だめでもともとだ。これでガラガラポンすればいいんだよ。
コメント一覧
ああびっくりした。肝がつぶれるかと思いました。今日が4月1日でよかった。
まあ、本当にありそうだから怖いですね。4月1日で良かったね、と笑っていられるのも今年限りかも。
これエイプリル・フールだとしたら、かなりご趣味が悪いんではないでしょうか?
エイプリルフールですか?
亀井氏のセリフが“いかにも”で良かったです。
特に亀井さんのコメントが、ものすごくリアル。一瞬背筋が凍りました。
びっくりしたなぁ。もう。ドル円のレートチェックしそうになりました。
亀井氏の発言が進化(エスカレート)してますね。
ああ、太平洋戦争の時ってこんな感じだったんだな…
『やってから考えればいいじゃないか。それが日本男児の心意気というものだ。』の発言に何も言えません。『原発に津波が来てから考えればいいじゃないか』ということで一体どうなったと思っているのか。
http://www.jiji.com/jc/eqa?k=2011033100919
より引用
『国債価格が急落=日銀引き受け報道で
31日の東京債券市場では、政府が日銀による国債引き受けを検討しているとの一部報道を受けて財政規律に対する不安が台頭し、国債の価格が急落した。』
ニュースのサイトを見回して隣の同僚にやばいぞと伝達してから今日は4月1日と……