東日本大震災の影響で雑誌の発行が滞っている。日本雑誌協会によると、18日時点で発行休止か発売を延期した雑誌は191誌。別冊やムック(不定期刊行物)が多かったが、印刷用紙不足や配送手段の確保の難しさから「週刊少年ジャンプ」などの人気雑誌にも発売延期が広がってきた。
集英社は約300万部を発行する少年ジャンプの発売日を28日から4月4日に延期した。また「週刊ヤングジャンプ」は31日の発売号を次号との合併号に、月刊の「ジャンプスクエア」は4月号と5月号を合併号にして、発行を減らす。
新潮社もマンガ誌など2誌の発売日を19日から23日に延期。光文社は女性誌の発売を17日から23日に延ばした。小学館や講談社は26日発売号までは予定通り発行するが、28日以降の対応は検討中という。
印刷用紙の不足が大きい。日本製紙グループ本社の石巻工場(宮城県石巻市)と三菱製紙の八戸工場(青森県八戸市)が被災で操業停止中だが、この2工場は国内の出版向け印刷用紙の2割以上を供給している。
また鉄道の休止やトラック用の燃料不足も響く。出版取次大手の日本出版販売(日販)とトーハンは、16日から雑誌の配送日を2日に1度に減らす措置を実施中。22日からは配送を週6日に戻す予定だが、雑誌の納品期限を厳格にするなどの影響で、発売の遅れが続く可能性がある。
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