「スマッシュ」(31日、後楽園ホール)
1日付で新日本プロレスに移籍するKUSHIDAが、スマッシュでのラストマッチ。1年前の旗揚げ戦でも一騎打ちを行ったライバル・大原はじめとのシングルで雪辱を許す、ほろ苦い旅立ちとなった。
出迎えに来たIWGPヘビー級王者・棚橋弘至が見つめる中、棚橋の得意技スリングブレイドを繰り出すなど大原を追いつめていったKUSHIDAだが、残る者の執念に散った。必殺のミッドナイトエクスプレスをかわされ、フィンランド式フォアアーム(スライディングしての野人ハンマー)3連発に3カウントを許した。
KUSHIDAはファンに「必ず成長してこのリングに戻ってきます!スマッシュは心の故郷だと思います。行ってきます!」と、別れのあいさつ。
棚橋は「クッシー、TAJIRIさんのように世界に通用する選手になれよ!そして新日本プロレスでトップを取れ!それがTAJIRIさんへの恩返しだから」と、激励していた。
ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook