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アスレチックス・松井秀喜外野手(36)が3日、大相撲で発覚した八百長問題を嘆いた。かつては地元・石川の大会で優勝を飾った相撲少年で、現在も球界随一の好角家として知られるゴジラは「(問題が)事実だとしたら、残念です」と厳しい表情。一相撲ファンとして「動かぬ証拠が出てきたんだから、これからどうするんでしょう」と国技の行く末を案じた。
自他ともに認める相撲通だけに、その顔は険しかった。「事実だったら、残念です」。都内で取材に応じた松井は、角界を揺るがす八百長問題に肩を落とした。「僕は一ファンだから、ファンの人と同じ目線です。残念、としか言いようがないです」と声を絞り出した。
石川・根上中学1年時には、学校代表として能美郡相撲大会で優勝。170センチ、95キロと、現在とほぼ変わらない体重を誇る立派な“横綱”だった。92年の巨人入団会見では、「最近はサッカーや相撲に子供の心が向いている。僕がファンや子供たちに、夢を与えるプレーヤーになるよう頑張りたい」と当時の若貴人気を強く意識。その横綱・貴乃花とは、通っていたPNF(神経筋促進手技法)の治療でよく顔を合わせた。
渡米後もテレビの大相撲中継にかじりつき、かねてから高見盛のファンを公言。「いるだけでお客さんを呼べる。プロ野球界にあんな選手はなかなかいない」と賛辞を贈っていた。それだけに、「昔のことはよく分からないけど、多少のそういうこと(過去の八百長疑惑)も含めて見てきたファンもたくさんいると思う」。熱心なファンに与えた影響は計り知れない、と警鐘を鳴らした。
相棒のアスレチックス・広岡勲広報が、日本相撲協会の広報部特別アドバイザーを務めており、松井も人ごとではない。「動かぬ証拠が出てきたんだから。それが事実だとしたら、これからどうするんでしょう」と表情を曇らせた。
自らはランニングで体を動かし、「同じ時期に比べたら体重は少ない。動いている感じでは軽い。自然に走れる、動ける、打てるのが目標。それに近づけるようにしたい」。相撲界で疑わしくなった“自然体”を強調していた。
◆「55」長友にエール 同じ55番にエールを送った。サッカー日本代表でクラブW杯王者の名門インテル(イタリア)に移籍したDF長友佑都の新背番号が55に決定。日本代表のアジア杯制覇をテレビで見届けたという松井は、「(同じ背番号となり)そういう意味でも応援したい」と海の向こうで戦う互いの健闘を誓っていた。
(2011年2月4日06時01分 スポーツ報知)
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