最終更新: 2011/04/01 00:49

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スリーマイル島原発事故から32年 周辺住民から放射性物質の影響など心配する声

スリーマイル島の原発事故から32年目を迎えた28日、現地では、日本の震災被害者に黙とうがささげられた。
スリーマイル島原発では、事故が起きた午前3時53分にあわせて、追悼式が始まった。
式は、周辺住民らが、事故を風化させないために毎年開いているもので、参加者は、事故が発生した時刻にあわせ黙とうした。
1979年に起きた原発事故では、およそ10万人が避難し、参加者らは、「日本の原発事故は人ごとではない」と、日本の被災者にも祈りをささげた。
主催者は「われわれの心と祈りは、日本の人と共にある」と話し、参加者は「今もここに住んでいるから、いつまた事故が起きるかと不安よ」と話した。
スリーマイル島原発からおよそ11kmのハリスバーグ市内では、今も先端が2つに分裂して成長したもみの木が数多くある。
こうした奇形の動植物は、事故後、原発から40km圏内で100以上発見されていて、周辺住民からは、放射性物質の住民生活への影響などを心配する声が高まっている。

(03/29 10:37)

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