海外ドラマの海賊版DVDの製造と販売に関与したとして、大阪市は30日、環境局西部環境事業センター技能職員の男性(41)を懲戒免職処分とした。市の調べに、男性は「生活費を補てんするためDVDのコピーを手伝ってしまった」などと話しているという。
市によると、男性は07年4月、暴力団員の友人から依頼され、翌月から約3年間にわたり、台湾や韓国のドラマDVDを違法にコピーし、約250万円の報酬を受けた、とされる。今年2月に著作権違反容疑で平野署に逮捕され、大阪簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、既に納付している。【平川哲也】
毎日新聞 2011年3月31日 地方版