[地方]ニュース
職員が125万円着服 新潟市水道局
2011.3.30 20:34
新潟市は30日、市水道局中央事業所の40歳代の集金担当男性主査が水道料金と下水道料金計125万円を不正流用していたと発表した。主査は「一部を生活費に充てた」と犯行を認めた後、死亡している。
同局によると、主査は昨年6月4日から今年3月1日までの間、担当する事業所1社の水道料金と下水道料金を38回にわたり集金しながら、水道局への入金処理をしなかった。主査が体調を崩したため、かわりに別の職員が3月9日に同事業所を訪問、犯行が発覚した。不正流用額は全額、家族から弁済されている。
同市水道事業管理者は上司3人の管理監督責任を問い、30日付で同事業所の60歳代の課長を戒告の懲戒処分、50歳代の係長を訓告、同課長補佐を文書による厳重注意の行政処分とした。主査は死亡しているため処分の対象にはならない。退職金は市人事委員会が審査するが、同種事案からみて支払われない見込み。
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