栄村大震災
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
平素より、嘘とジョークとユーモアと若干?の精神障害に満ち満ちたアンサイクロペディアにたむろする皆様がたへご報告します。本日は4月1日。そう、エイプリルフールです。
以下に記す内容は全て、嘘です。ジョークです。当然、4月1日限定。2日なった段階ですっぱりと消え去るネタです。
とりあえず、この栄村大震災を既に読まれた方は、以下に示すリンクを順番に踏んで、最後のページのタイトル及び内容をご確認ください。特に、内容をしっかりとご確認ください。アンサイクロペディアがイチオシする最高級のジョークです。ついでに、おまけもご確認ください。
もし、まだ本文を読まれてない方は、お手数ですが、下記にある本文をお読みになってからご確認ください。
なお、当たり前のことですが、本日はエイプリルフールです。以下の内容も全てジョーク。嘘に決まっています。
はははは。
そんなこと、ありえないじゃないか。はははは。
~~~~~~ 大 い な る 壁 ~~~~~~
県議会議員については、本日より始まる長野県議会議員選挙に深く関わるため、公表を手控えたいと思います。あわせて、義捐金の申し込み先、口座名についても、深く考えることは手控えたいと思います。
それでは、皆様方。楽しい1日をお過ごしください。長野の皆さん、春はもうすぐそこまで来ています。
以上、アンサイクロペディアにおけるエイプリルフールジョークでした。
栄村大震災(さかえむらだいしんさい)とは、2011年3月12日午前3時59分に発生した、長野県と新潟県の県境を震源地とするマグニチュード6.7、震源の深さ8キロ、最大震度6強という巨大地震と、その地震による災害のことである。
目次 |
[編集] 概要
栄村とは、長野県北部下水内郡に属する人口2500人あまりの小さな村である。長野県と新潟県との県境に位置し、主な産業といえば農業と林業しかなく、特筆すべき施設と言えばダムしかないような栄村に、2011年3月12日、震度6強の地震が発生する。この段階で、地方自治体としてはもはやどうしようもないレベルである。しかも、本震発生から1時間のうちに、なんと震源域を同じとする震度6弱の余震が2度繰り返される。これは、北信濃の鄙びた寒村に過ぎない栄村に、まさに日本の地震の歴史にも類をみない未曾有の大災害が訪れたことを意味した。
そして、短時間にわたって繰り返された激しい揺れは栄村のインフラ設備に大きな被害をもたらし、多数の建造物を破壊。未明の大災害に栄村は大混乱に陥った。夜が明け、被災した状況が確認されるようになると、そこら中で栄村単独では対応しきれない大被害が続出しており、その結果、村民約2500人のうち2000人に避難指示が呼びかけられ、1700人あまりが実際に避難を行うことになる。
今回の震災は、まさに栄村始まって以来、むしろ縄文時代以降、この地域に人が住み始めてから最も巨大な災害となった。あわせて、長野県の歴史においても、近年、激甚災害にまで指定されるような震災が一度も観測されたことがないことを鑑みれば、いかにこの地震が緊急かつ多大な支援が必要な事例であるかが分かる。
しかし世の中は・・・。本当に世の中ってものは・・・。
以下のホームページにおいて、今回の大震災の詳細と被害状況、そして義捐金の振込み先が確認できる。
[編集] 非道な気象庁
栄村において観測された震度6強の地震とは、近代日本の歴史においてほんのわずかしか観測されていない大地震である。しかも、それに加えて震源をほぼ同じとする震度6弱の余震が2回も発生。この段階で、どんなに災害に疎い人間でも、大変な事態であることは丸分かりである。にもかかわらず、気象庁ではこの事実をガン無視するかのごとく今回の長野県北部地域を中心にした大地震に名前さえ付けていない。そのため、実際に被災した栄村では、今回の地震を栄大地震、もしくは栄村震災、栄村大震災と名づけ、細々と全国に向けての支援を要請している。
しかし、人口2500人程度の小さな村にできることなど、たかが知れている。
さらに運が悪いことに、今回の地震の前日である3月11日に日本の歴史に残る大災害、東北地方太平洋沖地震が発生していた。そのため、気象庁では当時、全ての労力を東北地方へと向けていたため、いきなり300キロも離れた栄村での強震×3に、関係者は度肝を抜かれることになる。もっとも、それは多くの国民においても同じであり、今回の地震においてもっとも緊急地震速報を詳細に報道したNHKにおいても、最初の速報の際、震源が東北ではなく遠く離れた北信越にあったことにアナウンサーが驚く様が全国に放送されている。
けれども、いかんせん世界史に残る大災害である東北地方太平洋沖地震の翌日に起こったことが、今回の栄村の行く末を決めることになる。栄村大震災の発生直後から、気象庁は即座にこの地震は東日本の大地震と関係あるものと勝手に位置づけ、太平洋プレートとだのなんだのという理屈をこねくりまわして、栄村大震災を東北地方で発生した一連の地震と同じメカニズムで発生した地震であると分類する。その話をテレビが全国にぶちまけた後、いや実は違うメカニズムも震源域も違い、直接の関係はないとこっそり発表。誰も聞いていない。その結果、個別に見るべきとんでもない大災害であるにも関わらず、なぜだか国の支援まるでなしというロクでもない状況が形成されることになる。
なんで仙台から100キロ以上も離れた海底での地震と、フォッサ・マグナの端に位置する栄村での地震が一緒の分類になるのやら。これはちょっとどころではなく、相当ムリな話ではある。
もっとも、気象庁には2004年に発生した新潟県中越地震と2007年に発生した新潟県中越沖地震とは、震源が同じ中越地方に存在したにも関わらずに、その関連性を頑なに認めなかったという前科があったりもする。あわせて今回の地震についても、中越地震の際の震源とほぼ変わらない場所に震源が存在しているにも関わらず、前述の2つの地震との関連性はまるで無視。あくまで今回の地震はそれまでの中越地方を震源とする多くの地震とは関係がないとの立場を崩していない。
まぁ、気持ちは分からなくもない。
ちなみに、今回の地震について、地元住民の見解はただ一つ。
中越地震の余震。
この大震災が発生するまで、この地域に住んでいる人間は、およそ6年にわたって中越地震の余震に苦しみ続けていたため、今回の地震がいきなり東北の大地震が関連している、もしくは他の地震とは関係がないなどといわれても、もはや体に染み付いた本能からして、すでにそんな話は信じられないのである。信じることができないのである。なお、今回の栄村大震災から3日後の3月15日、今度は静岡県東部を震源としたマグニチュード6.4の巨大地震が発生。静岡県富士宮市で震度6強を観測している。けれども、こちらもなぜだか東北の地震と同じカテゴリに分類。その後、こっそり直接の関連はないと発表。さらに、長年警戒されている東海地震との関連についても、気象庁は「まったくない」と断言。いや、まぁ、その、なんちゅうか、うん。
絶対おかしいやろ、それ。
なお、当地域では3月15日に国の支援ではなく長野県の支援で被災者への救援活動が本格化している。国?聞くな。悲しくなる。
[編集] ロクデナシのマスコミ
この大震災において、唯一運がよかったといえること。それは栄村を中心とした近隣市町村にただ一人も死者が出なかったことである。しかし、その結果として、東京のボケクソカスマスコミどもは、まったく絵にならない、視聴率が取れない、中越地震と中越沖地震で語ることすら飽きたなどなど、まったく今回の震災を取り上げようとしなかった。そのため、被災早々に政府から激甚災害に認定され、実際に多くの住民が避難所で生活しているにも関わらずに、自前の中継車すらよこさないまま、東北地方沿岸部でどこのテレビ局でもまるで同じ内容の番組を制作する始末。どうやら彼らの頭の中には内陸部と独自性などという言葉は存在しないようである。
その結果、全域の停電、断水、国道の閉鎖、JRの不通、土石流の危険といった住民の生活を揺るがすような多大な被害を受けた栄村が、まるで何事もなかったかのように多くの国民から無視されることになる。
まぁ、たしかに、時期が悪かった点については否めないけれど、それにしたって、震度7を記録した宮城県内陸部の栗原市ですらガン無視されるってのは、頭がおかしい。絶対に頭がおかしい。しかし、実際には各局まるで競い合うように沿岸部一帯の映像、情報ばかりを一極集中。
国民の求める、これからの展望と将来の希望、ついでに言えば各テレビ局ごとの連携といったものはまったく無い中で、情報は常に一方向。その結果、無駄に露出しまくった報道関係者の質が丸分かり。多くのテレビ局が公共性を意識しないことが判明する。ACのCMを流せば流すほど、ACと流される番組の意識差に泣きたくなるのが、すでにお約束と化している。
もしかして、公共性って、死語?
そんな矛盾あふれる東京のマスコミから置いてきぼりにされる中、長野県内陸部の栄村では、村内800戸の住宅のうち、数件が全壊、2割強に危険判定が出され、3割に要注意と診断。さらに、多くの住宅で1階部の車庫が崩れて車を押しつぶしたため、避難場所への移動手段すら確保できない家庭もあるなど、被災直後、住民の生活を逼迫させるような話は事欠かず、何よりも村内にある水源16箇所のうち、14個所が枯れている可能性があるとの報告すらあった。
農村の危機である。
これは本当にシャレにならない。しかしながら、マイクを持った人でなしどもは、東北地方沿岸部以外の地域に散らばる悲劇をこれでもかこれでもかとガン無視。さらに、被災者たちへの情報も、大手スポンサーが介在する安否確認情報手段などの説明はこれでもかこれでもかと大きく報道したのに対し、被災者の生活に直結する情報である、各地の道路の寸断状況や復旧に関する見通し、実際に回復して通行可能になった箇所、さらには被災者にとっては命の綱とも言える地域ラジオ局への「臨時災害放送局」が指定されたことや災害法則各局の周波数(メガヘルツ)などは、スポンサーのスの字すらかからないためか、取り上げてさえくれない。高速道路、幹線道路の情報は、日本経済の血の流れ、流通に深く関わる情報であるにも関わらず。
ついでに言えば、栄村近辺のラジオ局については、臨時災害放送局の指定すら行われていない。
そのため情報の伝達不足から来る物資の輸送に大きな障害が出ており、震災直後から栄村でも村内のガソリンスタンドではレギュラーガソリンが逼迫。近隣市町村ですら給油制限が行われるなど、各県の被災地域で、明らかに情報が偏向されることによる弊害が散見されることになる。
放送の危機である。
もっとも、マスコミ全体のモラルはすでに地震よりも先に崩壊していたため、ある意味いたし方ない。ちなみに、震度7を観測した栗原市も死者はいなかった。しかし、地震の揺れでインフラや住宅がとてつもない被害を受けている。しかし、被災からわずか3週間を経過しただけなのに、3月末現在、栗原市に目を向ける人は少ない。本当に少ない。
[編集] 血も涙もないウィキペディア
震度6強のゆれを観測したにも関わらず、激甚災害に指定されたにも関わらず、そして東北地方太平洋沖地震とは分けて考えたほうがいいレベルであるにも関わらず、日本もとい世界の誇る知の結晶ウィキペディアでは、この悲劇をガン無視。3月15日現在、ウィキニュースに掲載された事象であるにも関わらず記事作成は行われていない。ちなみに、東北地方太平洋沖地震の記事が作成されたのは、発生から7分後である。そして、栄村大震災でも、地震発生直後に人命に関わる事件・事故に関するテンプレートが栄村の記事に貼られるも、その後、まったく音沙汰が無くなる。ちなみに、実際に栄村で大地震が発生したことについては、東北地方太平洋沖地震の記事において確認はできる。しかし、震源が遠く離れた栄村の大震災が、なぜか東北の地震と関連した余震の一部として取り扱われていた。
気象庁・・・。
そのくせ、栄村の被害について、一っ言足りとも言及しないのがさすがのウィキペディアクオリティ。
さすがすぎて涙が出てくる。
アンサイクロペディアでは、そんな彼らの怠慢をここに告発すると同時に、今後栄村の記事に加筆するか、もしくは地震の年表に加筆するかは知らんが右往左往するのが手に取るように分かるため、心優しいアンサイクロペディアンとしては両記事の年表を見守るものである。
なんて優しいアンサイクロペディア。アンサイクロペディア優しい。
なお、大変残念なようなそうでもないような、3月16日に無事ウィキペディアにおいて「長野県北部の地震」などという実もフタもないネーミングで記事が作成され地震の年表にも記載される。けれど、肝心の栄村の記事になんら手が加えられていないことについては、やはりさすがウィキペディアというところである。そして、長野県北部の地震の記事において、東北地方太平洋沖地震とは直接関係はないなどと気象庁の発表を書いているにも関わらず、東北の地震の記事内に今回の栄村大震災を余震の一部として記載し続けるのもまた、ウィキペディアクオリティである。
そして、3月18日に至極当然のように、長野県の北部の地震に対して削除依頼が出されるのもウィキペディアクオリティ。削除議論が紛糾して右往左往するのもウィキペディアクオリティ。そして、いつのまにか東北の地震の記事の一部をわずかに改変し「誘発された可能性」などと称していつまでも栄村の地震を余震の項目に掲載し続けるのもウィキペディアクオリティ。ちなみに、削除依頼が出された理由が実に素晴らしく、気象庁が名前をつけていない、他の大地震に比べて被害が軽微、よってこの記事はウィキペディアにふさわしくないというのが大まかな理由である。
貴様ら、それでも人間か・・・って、そういえば、ウィキペディアンでしたね。ごめんなさい。
ついでに言えば、別に気象庁が名前をつけたわけでもない静岡県富士宮市の震度6強の地震に、ウィキペディアが勝手に「静岡地震 (2011年)」と名づけた。これはつまり、ウィキペディアンたちの判断は、気象庁を凌駕することの証左である。そして、なんの臆面もなくまったく同内容の静岡東部地震すら作成。
本当に、さすがすぎて涙が出てくる。
そして、ついにというかなんというか、長野県北部の地震に遅れること1分。静岡地震 (2011年)にも削除依頼出される。理由もやっぱり、気象庁うんぬん、被害が軽微うんぬん。加えて、静岡東部地震も同内容の記事があるからという理由でうんぬんかんぬんどーたらこーたらと削除依頼。とりあえず、長野と静岡の両地域ともに被災者がおり、インフラにダメージがあり、震度6×3や富士山のふもとが震源という記憶にも記録にも残すべき特別な事象であるにも関わらず、単に「自分たちのルールに則ってないから削除」。
狂ってるっかって? いいえ、ウィキペディアンの日常風景です。
最終的に、3月22日にようやく栄村の記事に今回の震災の記述が書かれることになる。ただ、書き加えられた際の日付が、当初2010年だったことには目を瞑ることにする。人間誰しも間違いはするしね。3月26日には、「長野県北部の地震」から「長野県北部地震」への改名も行われ、あわせて、長野県、静岡県の地震の削除依頼についても提案者以外、満場一致で記事の存続が決定。皆さん、騙されてはいけません。ウィキペディアンにも常識を持った人は大勢いるのです。
・・・それ以外? 聞くな。悲しくなる。
[編集] 素晴らしすぎる東京電力
なお、震度6強を観測した栄村を中心とした地域は、いわゆる信濃川(長野県では千曲川)を中心とした水力発電所のメッカとなっており、今回の地震でそれらの発電施設に大きなダメージがあったことは確実である。
しかしながら、それらの施設を管轄する東京電力はその事実を華麗にスルー。
ちなみに、今回の震災の3ヶ月前にあたる2010年12月には、栄村に東京電力としては実に48年ぶりとなる水力発電所「栃川発電所」が新たに完成。新規に運用を開始していたりもする。この施設は小さな沢に付随する小水力発電所ということなので、さほど被害等について言及する必要はないのだけれど、同村内に流れる中津川水系には、東京電力が管轄する渋沢ダムが存在していた。そして同水系には穴藤ダム(津南町)や野反ダム(群馬県中之条町)といったダム群が存在し、それぞれの地域でけっこう大きめな震度を観測している。
それ以外にも、東京電力が管理する施設として、栄村に隣接する飯山市と野沢温泉村にまたがる西大滝ダム、津南町にある鹿渡発電所などが存在し、地域内で立て続けに発生した震度6~5の地震に関して、何か一言でも発してもかまわない、むしろやらないとまずいだろソレというレベルなのだけれど、東京電力は3月16日現在、栄村大震災についての声明は発表していない。
まぁ、福島の件がひどすぎるという話でもある。
さらに言えば、東京電力自体、千曲川周辺の地域内における悪名の高さが既に知れ渡っているため、多くの住民は「まぁ、そんなもんか」という感じでもある。
で、どんな悪さをしでかしたかと言うと、第一に渋沢ダムにおいてダムのデータを改鋳し、1998年にダムが凍って開かなくなったせいで、多量の雪解け水が水門を通らずにダムの上から溢れ出したなどという実に楽しい話をしっかりと隠蔽。8年後の2006年に何事も無かったかのように報告。第二に、2007年に発生した中越沖地震の際にモロバレした、原子力発電所が立地されてはいけない条件である断層の真上であったにも関わらずに柏崎刈羽原子力発電所を建設し、稼動、運営。そしてものの見事な大騒ぎした件。第三に、2009年には原発が震度6強の揺れの直撃を受けたにも関わらずに、数多くの故障についてを新潟県に対して未報告。それ以前にも様々な問題が発生していたことも、やっぱり未報告。それがものの見事に露呈した件は、ぶちきれた泉田裕彦新潟県知事が、即座に東電が申請していた原発の運転再開申請を延期するまでに事態が悪化。その結果、1997年に発電量世界一を記録した柏崎刈羽原子力発電所は、中越沖地震に被災して3年を経ても7つあるの原子炉をの全てを稼動できず、ようやく2011年2月に4つ目の原子炉の稼動にこぎつくという自業自得としか言えない状況に陥った。そして、運命の3月11日を迎え、東京電力の命運は尽きる。なおかつ、東京を中心にした関東地方一帯で計画停電を行わざるを得なくなるという、まさに電力会社にあるまじき体たらくを国民、および全世界に見せ付けることになる。まさに体たらく。
信じられるかい?これ、たった一つの民間企業のたった3年間の話なんだぜ?
このように、まさに素晴らしすぎる東京電力のあれやこれやについて、住民、関係者ともども怒りを通しこしてもはや苦笑するほかない。こういった企業体質の積み重ねが福島原発の大事故につながるわけだけれども、そこらへんについての東京電力のやらかし具合は、上述した内容を吟味して、各自で精査してください。
手に負えませんので。
あわせて、今回の大震災において、栄村を中心とした各種水力発電の施設の存在、および柏崎刈羽原子力発電所の送電線が、ものの見事に栄村の隣にある新潟県の津南町と十日町市を通過していることを鑑みると、どうも、東京電力に対する天罰に周辺市町村が巻き込まれた気がしてならない。
ちなみに、群馬県中之条町にある野反ダムにも東京電力の不祥事が存在したけれど、いいかげん、書く方が嫌気が差したため、とりあえずあったことだけ報告するのみとしたい。
[編集] ある意味恐るべき被害
今回の震災は、幸いにもというかなんというかかんというか、中越地震&中越沖地震の際に繰り返された、人間があんまり住んでいない地域での大災害in雪国だった。そのため、震度6強という数字の割りに、まったくテレビ映えしない被害しかなく、さらに住民達もまたそれまでの震災に鍛えられていたせいか、普通だったら、全国どこでも目頭を押さえたくなる情報「住宅が崩れてきた土砂に押し流され、住民3人が行方不明」などという話でさえ、NHKで一報を流したわずか1時間あまりで地元住民により「全員救出」(十日町市松之山)。
さらに、国道が雪崩に埋まったという話があった!まずい、車が巻き込まれているかもしれない!と、思ったら崩れた場所がすでに雪崩の多発地帯だったので、国道のほとんどがトンネル状の構造物(スノーシェッド)で覆い済みで、結局1台も巻き込まれてなかった(津南町)。
そして、数トンもの岩が道をふさいで集落が孤立・・・ただし、平成18年豪雪のとき、すでに孤立自体に慣れていることが全国にばれている秋山郷において(栄村と津南町)&土砂崩れが発生して上にあった建物が川に崩れ落ちた・・・人が住んでない神社だったけど、一応住民は避難(松之山)と、まさに打たれ強いにもほどがあるとしか思えない話が満載である。結局、一番大きな人的被害としては新潟県上越市で95歳のお婆ちゃんが転んで足の骨を折る大怪我をした案件が、今回の大震災におけるもっとも悲しい出来事である。
これらは全て、考えうる全ての最悪を想定、予測し、準備し続けて、即座に対応した住民たちのおかげである。・・・東京電力?聞くな。悲しくなる。
そのため、今回の地震において栄村が受けた明確な被害として全国に放送された光景は、唯一の鉄道網であるJR飯山線の路肩が3箇所にわたって崩落。線路が宙吊りになっている程度の映像しかなく、後は被災者のインタビュー、しかも壁が壊れた、風呂が壊れたレベルの話だけでお茶を濁されてしまった。そして何よりもこの大災害の影を薄くしたのが、震度6を食らった地域において死者どころか、重傷者なし。本震で栄村で震度6強1回、津南町と十日町市震度6弱を観測し、その後2回の余震で、栄村で震度6弱×2を観測したにも関わらず、重傷者なし。
これはすなわち、視聴率上げたいから、助けをよこしてもらいたかったら生け贄を差し出せという、ドグサレマスコミどもの無言の要求を拒絶したことになり、拒絶した以上、東京を中心とするメディアからガン無視されても仕方がないのかもしれない。
・・・んなことはない。んなことが許されてたまるか。
もっとも、禍福はあざなえる縄の如しという格言のとおり、一応地震で被災したということなので、その後、新潟側にある津南町と十日町市は東日本の電力不足を解消するために各地で行われることになった計画停電対象地域からは除外されることになる。そのため、多くの住民がこのクソ寒い中で暖房が使えない悪夢を回避することができたと喜んだのもつかの間、一度も停電が行われなかったのことについては、気にしてはいけない。
そして、ちょうどその頃、幹線道路も軒並みやられた栄村は、ガソリン不足に苦しんでいた。でも、まぁ、なんちゅうか、うん、まだなんとかなる。というのも、こんな仕打ちは平成18年豪雪の際、全国からテレビ局が殺到しニュースでもワイドショーでも冒頭に取り上げられて、あぁ、これで全国から多くの支援を受けられると思って住民一同ほっとしていたら、その直後に起こったライブドアショックに全部持っていかれ、その後、何事もなかったかのようにガン無視されたときに比べたらなんともない。
ついでに言えば、2011年1月の豪雪の際にマスコミが大騒ぎした新潟と福島の県境、魚沼市の入広瀬地区の話についても、雪国では1月末から2月にかけて4mの積雪は当たり前の話であり、今年はちょっと多いかな、はははぐらいの話でしかないのに、なんでマスコミが悲惨な風景ヅラして住民にインタビューしているのか、少なくとも、豪雪地帯と呼ばれる地域に住む多くの国民にはよく分からないレベルだった。あわせて、平成18年豪雪の際のマスコミ被害者たちからは彼らがこっちに来なくてよかったと言われていたりもする。来たら、スキーや温泉を中心とした観光業に影響が出るためである。幹線道路が止まらなければ、スキーも温泉も普通に楽しめる以上、単に雪が多いだけで騒ぐのは正直、ワケガワカラナイ。ついでに言えば、積雪量で言うなら、スキー場でにぎわう湯沢町だって同じようなものである。
しかしながら、マスコミの特性「他に何かがあると、すぐに忘れてどっかに行く」ことをすでに熟知していた地域に、震度6強が襲い掛かってくるのが、実に皮肉というか、悲愴な話である。
結局、栄村ではマスコミが大好きな人命に関わる被害はなくとも、国道、送電網、水道といったインフラ設備、住宅へのダメージは計り知れないものがあり、地域にあるおよそ2割の住宅で、大きな余震が発生すれば崩壊の恐れがあるとの報告も出ている。そして、何よりも栄村の基幹産業である農業、特に田畑へのダメージは雪解けを待たなければ把握できない上、気温の上昇とともに地下水の増加に伴う土砂崩れが発生するの危険や、確実に通行不能となっている林道の整備、何よりも今回の震災がもたらす風評被害など、今後も村民の生活を脅かす話に事欠くようなことはない。確実にない。
たまらない。
ただし、よく考えてみると1時間のうちに震度6強や6弱を3回食らってなお、このレベルで済んでいるという話でもある。それは認める。けれど、多くの住民が自宅の倒壊や今後の生活を不安視していることも確かであり、3月21日に避難指示が解かれた後になっても自主的に避難所へと来る住民は存在している。
中でも特に危険性が高いのが、村内を流れる中条川の上流で発生した大規模な土砂崩れで、3月末の段階で一つの沢を土砂と雪が埋めて天然の池ができている状況になっており、雪解けとともに大規模な土石流の発生が懸念されている。この案件については、確実に村レベル、県レベルの対応は難しく、国が動かないと話にならない。国が動かないと話にならない。国が動かないと話にならない。
大切なことなので、3回言いました。
現在、中条川の土石流対策として長野県は土石流センサーやサイレンの設置している。こういった話はこれからも続々と出てくるものと思われる。そのため、なんとしてでも、全国の方々からのご支援をお願いしなければならない。あわせて、このような話をするとき、地方新聞やローカルニュース、さらには個人ブログといった情報源及び関係者の方々へは、感謝をしてもしきれない。
・・・大手マスコミ?聞くな、悲しくなる。
その昔、どこぞの女流詩人で芸術家のマリー・ローランサンが言ったように「死んだ女よりも悲しいのは、忘れられた女」ではないけれど、はっきり言ってこのレベルの災害が、もし気象庁やマスコミ、ウィキペディアンの都合で記録から抹消、国もまた些事としてまともに取り扱わないなんて話になってしまうと、色んな意味で目も当てられない。
[編集] ぜひともがんばって欲しい支援
この大災害に関して、各地で支援の輪が広がっている。
栄村の姉妹都市である東京都武蔵村山市では、ホームページ内に栄村への支援を呼びかけるページが存在し、東日本太平洋沖地震の被災者への義捐金の受付と同時に、栄村にも支援を呼びかけている。また、長野県庁のホームページ、長野県の木曽町役場、須坂市の商工会などで栄村大震災への義捐金を呼びかけ、県内に10ヶ所ある合同庁舎内(県の地方事務所)にも募金箱を設置している。さらに、長野県松本市を本拠地とするサッカーチーム「松本山雅FC」からも、被災直後に長野県を通じて義捐金を送付するとのメッセージが発表されている。
また、現地のNPO法人「栄村ネットワーク」でも、3月17日からホームページ上で義捐金のお願いとボランティア支援のお願いを呼びかけており、他にも、栄村に関わる方々のブログにおいても、栄村にあるJA宛の口座の名義とその番号を記載。義捐金の振込みをお願いしている。
・・・3月17日現在、どうも、これぐらいしかない気がしなくもないけれど。・・・長野県の他市町村がどうもGoogleに引っかからない気がしなくもないけれど。安曇野市にいたっては、検索ワード「栄村 義捐金」に引っかかってもページが削除されている気がしなくもないけれど。
・・・その後、確認したところ3月22日に安曇野市のホームページ内にちゃんと栄村に対する義捐金の受付ページが出来ていました。関係者の皆さん、ネタにしてスイマセンでした。でも、削除されたページもしっかり検索結果に表示される件については、特に気にしない。あわせて、同じ長野県内の麻績村役場、阿智村役場、横浜市栄区役所、信州プロレスリング会場などで、栄村大震災の募金を執り行っています(ちなみに、麻績村は「おみむら」と読みます)。
また、日本郵政4社(郵便局・日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命)でも、ホームページにて「東北地方太平洋沖地震、長野県北部を震源とする地震により被災された皆さま、ご家族、関係の皆さまに心からお見舞い申し上げます。(後略)」と記述しており(この文章の後半には今後の対応が綴られている)、けっして、栄村は忘れられた存在ではないことを如実に示してくれている。
ただ、うん、その、静岡についても・・・。
結局、3月26日現在、Googleで「栄村 義援金」で検索して出てくるページの中で、北信州みゆき農協の口座(実際の栄村大震災の義捐金口座)に引っかかったページを除外し、それ以外の募金箱を設置した市町村、団体の数を見るにつけ、いかにこの大震災が国民の目から隠されていたかが実感できてしょうがない気がしてならない。けれど、全て、東北の地震とかぶったことが悪い。いや、東北と比べればめちゃくちゃ運がいい。けれど、やっぱりよく考えてみると運が悪い気がしなくもない。
[編集] 心底アホだと思わざるをえない選挙戦
そんなこんなで、ようやく栄村にも復興の目処が見え始めてきた3月24日、なんと、心底アホでバカでクソでノータリンでマヌケで害悪で何も考えていないことで有名な民主党連立政府が、4月に行われる統一地方選の第二次延期自治体を発表する。3月11日の地震と津波で大きなダメージを受けた自治体は早くから選挙の延期を申し出ており、実際、茨城県鹿嶋市や千葉県浦安市といった知名度の高い自治体は被災直後から総務省に選挙の延期を働きかけていた。このような非常事態においては、多くの国民も選挙なんてできるわけがないと理解しており、地震や津波で大きなダメージを負った太平洋沿岸の自治体は選挙の延期は確実だと誰もが思っていた。
そんなことはなかった。
まったく、なかった。
なんと、民主党政府は何をどう判断したのか、統一地方選挙において選挙の延期を行う自治体を福島、宮城、岩手の三県に限定。もちろん、栄村の名前なんてかけら一つにおいても存在しなかった。その結果、栄村が存在する下水内郡と飯山市において第17回統一地方選挙の長野県議選(2011年4月1日告示、4月10日投票)が実施されることが決定。確定。あわせて、第二次延期発表において、津波で被災した北海道、青森、茨城、千葉県の太平洋に面した自治体、及び栄村と同じく震度6強を観測する地震に見舞われた静岡県富士宮市でも、選挙が行われることが確定。
よっしゃ、それはすなわち、栄村において、自らも大震災の被災者であるにも関わらず、必死になって復興に取り組む村役場の職員に住民に対する選挙の周知と選挙の準備を行わせ、震度6の地震を3回も食らって未だに自分の家に戻ることもできずにいる村民に自分たちが所属する組織への応援を行わせ、そして、今回の震災で選挙の際に投票所となる公民館が全壊や半壊して使用不能になっているにも関わらず、1ヶ月も経たないうちになんとかしろ、全て放り出して参加しろ、ついでに投票所が避難場所に認定されてる場合は、選挙を優先させて避難住民はいつ壊れるか分からない自宅に追い返せてえことですか。そうですか。
アホ。
バカだろ。なぁ、バカだろ。おい。
ちなみに、そんな民主党のスローガン曰く「国民の生活が第一」
ドアホ。
どうも、東北地方沿岸部とは違い、栄村や東北地方内陸部を含めた数多くの被災地域は大手マスコミ、及び民主党の考える日本国には存在していない場所なのかもしれない。津波や液状化現象で大きな被害を受けた北海道、青森県、茨城県と千葉県の多くの自治体関係者の嘆きや如何に。彼らは無常にも復興に対する足かせのごとくに、猶予期間もないまま選挙戦を押し付けられることになった。どうやら日本には関東地方以北の太平洋沿岸にはたった3つの県しか存在していない可能性が高い。あわせて、こんな大事な話を無視して選挙戦に突入すれば、甲信越地方の民主党候補を一撃で飛散消滅させる「震度6の地震を3回も食らったのに国政から無視されて、おまけに無理やりに選挙までやらされる栄村」というでかい爆弾が出来上がるのは確実である。
・・・太平洋沿岸の自治体も含めれば、甲信越どころではなく、全国レベルで民主党候補を攻撃できる題材な気もするけれど、アンサイクロペディアでは、民主党は無能ではなくドMであるわずかな可能性を信じて、黙ってみていることにする。
ハハ、そうさ、きっと自分たちの党員に極上のスリルを味わわせるために、こんなどうやっても勝てる見込みがない選挙を演じてるのさ、だから、告示日の前日の26日に、「党員の皆さん安心してください、ちゃんと選挙を延期しますよ」ってネタバレするに決まってるさ、即座に全国の被災地域に選挙延期の報告を行うに決まってるさ、はははは。
はははは。
そして3月27日、粛々と政令都市に対する告示が決行。粛々と、4月1日に行われる長野県議会議員選挙の告示についても、立候補者の事前審査が始まる。もはや誰もこの選挙戦を押しとどめることなど出来ない。そのくせ、延期した自治体に関しては、再延期の可能性もあるという話が翌28日の段階で出ているのが民主党クオリティ。選挙実施は困難であるとの見方を震災直後から訴えていた茨城県の水戸市、鹿嶋市、行方市では、市民も自治体職員も、選挙戦に立候補を予定している候補者すら選挙戦について反対している。
地域の復興にかける皆さんのご尽力を思うと、本当に心が痛んで止まない。
ちなみに、3月1日の段階で、飯山市・下水内郡における立候補予定者は1人。現職だけである。日本共産党は当然のように立候補を見送った。
果たして選挙が行われるか否か。それは誰にも分からない。
[編集] 復興へ
[編集] 情報と安心の伝達
地震発生直後、早急に人々の安否が確認されてから、すぐさま栄村は復興に向けて歩みだしている。住民の避難、インフラ設備の点検、住宅の被災状況の確認、ボランティア受け入れ態勢の整備など、小さな村でかつそれまでの地震や豪雪で否応なく鍛えられていたからこそ対応できたという話がここそこにあった。それはもちろん、NPOやボランティア側もまた同様で、被災直後に個人で支援物資運んだり、被災者たちの声を関係機関に届けて折衝したりと大きな力を見せている。そして長野県もまた、知事自身による被害状況の視察や被災直後の自衛隊への派遣要請、インフラ設備復旧のための調査官の派遣など、目に見える活動を続けざまに行っており、度重なる余震や今後の生活への不安などでストレスをためやすい被災者へ、きめの細かい活動を続けている。
国・・・。
なお、2004年の中越地震の際には当時の小泉純一郎首相が地震発生翌日に防災担当大臣を現地に派遣。自身も3日後に現地を視察しており、被災者たちを自ら励ました後、関係機関と協議して対策を講じる旨を報道機関を通じて発表している。
国・・・。
結局のところ、被災した人々を脅かす不安をどうにかするには、正確な情報を、切らすことなく、その後どうなるかを踏まえて、きちんと伝え続けていく他ない。
国・・・、てゆうか、民主党・・・。
残念ながら、今回の栄村大震災は中越地震と比べて不安が勝っている。大いに勝っている。そのため、ぜひとも長野県の方々には、被災者の心の支えとなる情報を途絶えさすことのないことが望まれる。
2011年3月現在、日本における「国」の信頼性は東側と内陸部を中心にずいぶんと欠けており、もはや「国」の体を為さず「匡」レベルである。
[編集] 新潟県内の場合
今回の地震では、震源がまさに県境の真上にあったため、残念ながら新潟県と長野県という2つの県ごとに被災者への対応が異なるという、どうしようもない話が存在する。そして、さらにどうしようもない話として、新潟県、および新潟県知事である泉田裕彦氏、そして主な被災地域となった十日町市や津南町の住民が、と・て・つ・も・な・いレベルで大災害に対する経験をつんでいる。ここに小千谷市を加えれば、さらに完璧である。
それがいいのか悪いのかは、皆様方の判断にお任せしたい。
実際、3月末現在、すでに今回の震災の被災者に対しての住宅復興支援を新潟県は表明しており、他にも地方紙、ミニコミ紙などの被災者に近い情報媒体は積極的に今回の震災の情報を住民に知らせることで不安感を払拭。そもそも、震災直後に十日町、津南両自治体ともホームページに今回の震災についての義捐金の受付に関するページがなく、問い合わせがあって初めて義捐金のページを整備。新潟県の公式ページにおいては、東北地方の地震に対する義捐金のページしかない。
これが、新潟県です。
ちなみに、泉田裕彦知事が任命された後、県知事に就任前日に発生した新潟県中越地震を含めれば、新潟県内で震度6以上の地震を観測したのはこれで3回目。中越地方の大規模災害は2003年移項、7.13水害に中越地震、中越沖地震、平成18年豪雪、平成23年1月の豪雪、そして今回の地震。
・・・あれ?もしかして、呪われてる?
ついでに言えば、3月末現在、新潟県は県を揚げて隣県である福島からの被災者を受け入れを表明している。被災地である十日町市と津南町でも、福島からの被災者を受け入れを表明している。一応、激甚災害に指定された県と地域である。
これが、新潟県です。
[編集] 関連項目
[編集] 余談
前述の通り、2ちゃんねるの派生サイトであるまちBBSの北陸甲信越板では、地震発生直後からトップページにおいていち早く、栄村大震災(長野北部・新潟南部地震)を取り扱っている。が、なにぶん栄村というのがまた微妙な立場であり、そもそも下水内郡のスレッドはあるが、栄村単独のスレッドが存在していない。
らしいといえばらしい話である。
[編集] 外部リンク
- 栄村大震災ニコニコニュース・・・国の話が口約束にしか見えないのは、目の錯覚だ。
- アンサイクロペディアで怒りの正論! 「栄村大震災も忘れんでね!」・・・ガジェット通信による元記事