1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2011-03-25

追記

テーマ:ブログ
私の前回のblogの内容に関して





「不確かな後遺症の話は不安を煽るだけ」と同じ被爆3世の方から頂きました。





が、「後遺症が不確かであること」、それは当然のことです。





被爆3世ではなくとも、被爆した広島の当事者であっても





後遺症がない方もいらっしゃいます。





ましてや3世ともなれば影響はかなり低いでしょう。





前回のblogを私は決して簡単に書いたわけではありません。





ある意、覚悟を決めて書きました。





そして、後遺症は不確かであることは前提として、





被爆3世としての事実しか書いていません。





放射能は目に見えるものではありません。





だから人に害が出るか、それは誰に聞いても、もちろん専門家に聞いても、可能性でしかないものです。





でも実際、被爆3世までを対象とした健康診断があることを





知っていらっしゃる方は日本にどのくらいいらっしゃるのでしょうか。





私が被爆3世であることは事実です。





この事実は避けられません。





一生何もなかったらそれでよかった、と思うし





何かあったらもしかしたらだからかも、と思うでしょう。





私の祖父が原子爆弾によって被爆したことは事実で、





広島に原子爆弾が落とされたことも、残念ながら誰しもが避けられなかったことかもしれません。





でも、今は違います。





地震は誰もが避けられなかったこと。





でもそれによって放射能が散布することはどうなのでしょうか。





ただ、今、色んなことがあったこの現状で言えることが前回に書いたことです。





何かしらの利益や欲望は優先せず





政府には新鮮で正確で的確な情報を公開して頂き、何かしらの対策に繋げて欲しいんです。





避けられなくなってからでは遅い。





世の中が落ち着く時を待って私は普通にblogを再開するのもよかったかもしれない。





けれど、小さい頃から広島人として平和学習を通し、放射能を学んで来た私としては





避けることができるはずのこの今、どうしても書いておきたかったんです。





もちろん、私なんかのblogで世の中の何かが変わるなんて思ってもいません。





でも、今ならまだ避けられるはずなのだから、絶対に、絶対に、私たちと同じような立場の人を増やしたくないじゃないですか。





もしかしたら、誰かに何か伝わるかもしれない、ほんの0.000000001%の確率だとしても





今、書かずにはいられないことなのです。





何か物を言えば何かしら言われるとは承知でしたが、





自分で予想していたものとは少し違う内容を頂きましたので、





私の書き方が足りなかったのかなぁと思い、また書かせて頂きました。





こんな今、何度もすみませんでした。
同じテーマの最新記事
  • なうで紹介
  • mixiチェック
  • ツイートする
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>