2011-03-22

感謝、そして今…

テーマ:ブログ

まずは、前回のblogで






岩手県大槌町について色々な情報をくださった方、






色々な方法で私にメッセージを届けてくださった方、






ありがとうございました。






無事、主人の父方の親戚の方とは全員、連絡を取ることができたようです。






広島では、揺れを感じることもなく、






衣にも食にも住にも何の不自由を感じることなく






毎日が流れています。






でも、前のblogを書く前に、親戚の方がテレビで観たあの大槌町に住んでいると知り






しかも港からほんの1キロの所に住んでいたと知りました。






心配をしてくださったり、情報をくださった文章を1つ1つ読むだけで






私は心が熱くなりました。






大丈夫だよ、信じてるよ、






その言葉でどんなに人は救われるのか。






こんな私でも実感しました。








今、






揺れもなく、停電することもないこの広島。






何が出来るのか。






この前、増えていくだけの主人の服やトレーニングウェアが






ごっそりなくなっていました。






何も言わず、野球の練習に出かけていた主人。






きっと故郷やお世話になったその周辺の地域をいつも






心に置いて過ごしているのでしょう。






私が言いたいこと。






今、福島県が風評被害を受けています。






それは情報の曖昧さが生んだものです。






放射能は恐い。





だからこそ発表されるべきことは、いつも新鮮で正確で的確な情報、指示です。






それが曖昧だから、人は疑い、憶測でものを言ったり行動をしてしまいます。






私は広島人。






被爆3世です。






3世でさえ、放射能の影響はとっても薄くなっているとしても、残っているかもしれません。






結婚するときも、「私は被爆3世です。」と伝えた程です。






差別もあります。






そんなに恐いものを、下を見ながら無機質な声で






「大丈夫」と言うのは私としては聞きたくないことです。






批判はしません。






幸せなこの地にいて、一生懸命に動いてくださっている方には頭が上がりませんから。






1番簡単なはずなのに、1番難しくなってしまったこと、






利益や欲望を捨て、批判を恐れず、1人の素の人間になって






ありのままの「今」を教えてください。伝えてください。






買占めの問題も、ここにあると思います。








焼け野原だった広島。






ゼロの、もしかしたらマイナスのスタートからも






復興できる。







復興できた、その事実がここにあります。








復興…






その前に大きな悲しみが立ちはだかっていることもあると思います。






母になって家族をもって感じられること。






他人で、何の力にも希望にもならないはずです、






でも、一緒に泣きます、肩を抱きます、祈ります。








こんな気持ちを直接届けられる手段は持ってないけれど







どうか、感じてください。






同じ空の下で願うばかりです。

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