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県議選・広島市長選あす告示

2011年03月31日

■財政・五輪・・・激戦模様

 県議会議員選挙(定数66)と広島市議会議員選挙(定数55)は4月1日に告示される。県議選は計85人が立候補を予定しており、借金残高が過去最高の2兆2千億円に上る見通しの財政立て直しなどを争点に、各地で激戦が予想される。一方、広島市議選は計82人が立候補を予定。財政問題や2020年夏季五輪招致問題などを争点に、厳しい選挙戦となりそうだ。ともに広島市長選と同じ4月10日に投開票される。(水田道雄、山下奈緒子)

 県議選は、前回2007年と同じ23選挙区に、現職57人、新顔22人、元職6人が立候補を予定している。前回の99人より14人減る見通しだ。ともに副議長を務めた山田利明氏(83)=9期、安芸郡選出=や大曽根哲夫氏(73)=6期、広島市安芸区選出=ら7議員が引退の予定。

 無投票区は、前回の3選挙区3人から呉市(定数6)、三原市・世羅郡(同3)、東広島市(同4)など7選挙区17人程度に増えそうだ。

 政党別では、民主が10人を公認(前回5人)、5人を推薦した。一方の自民は32人を公認(同42人)、6人を推薦した。公明は前回と同数の6人、共産は2人(同5人)をそれぞれ公認した。無所属は35人。また、民主公認の10人を含む11人が国民新の推薦を受けた。社民、みんなの党は公認、推薦ともにゼロ。新社会が1人を推薦する。

 広島市議選は、前回と同じ8選挙区に、現職47人、新顔31人、元職4人が立候補を予定している。引退は7議員に上る見通し。

 政党別では、民主が5人を公認(前回2人)、1人を推薦した。自民は21人を公認(同24人)、推薦はいない。公明、共産はともに8人を公認。社民は3人を公認し、1人を推薦した。みんなの党は4人を公認した。無所属は33人。また民主公認の3人が国民新の推薦を受けた。新社会が1人を推薦する。

 無投票区はなく、前回の77人より5人多い82人が立候補する見通しだ。

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