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【プロ野球】

今年も左アレルギー 巨人、篠田に沈黙

2011年3月31日 紙面から

 積み重ねた内野ゴロは6イニングで12本。巨人が広島の先発左腕・篠田に手玉に取られた。

 完治しない“左腕アレルギー”に悩まされている。昨季は阪神の能見に0勝3敗、ヤクルトの村中に1勝3敗。とりわけ能見との相性は最悪で、昨季のクライマックスシリーズ・ファーストステージで勝利を収めるまで2年越しで7連敗している。今年のオープン戦でも左腕を打てない傾向があり、9日のソフトバンク戦では山田に6イニングで1安打、8三振。16日のヤクルト戦では村中に5イニングを無得点と封じられた。ここのところずっと、特定の左投手にひねられている現実がある。

 原監督は「セにはいい左投手がたくさんいる。チーム全体で左投手の対策を考えていかないといけない」。吉村打撃コーチは「篠田は1年間対戦する投手。もう一度、策を考えたい」と語った。

 打線の骨格は出来上がっている。ここ10試合のオープン戦、練習試合で1番・長野、3番・坂本という並びが8試合。開幕をこの形で迎えるのは間違いない。このリニューアル打線を機能させるためにも、左腕対策を練り直す。 (永山陽平)

 

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