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「計画停電」する前に全国の自販機を止めたらどうだ!?

【政治・経済】

2011年3月30日 掲載

550万台でナント、原発1基分

 長期化とエリアと時間拡大が予想されている「計画停電」。毎日、実施、中止の発表に気をもんでいる主婦やサラリーマンからは悲鳴が上がっているが、そんな中、ある“秘策”が注目されている。ズバリ、自動販売機の「停止」である。
 資源エネルギー庁の資料によると全国の自販機は約550万台(06年)。年間総消費電力量は約66億キロワットで、一般家庭およそ200万世帯の年間消費電力に相当する。
「福島原発の1基あたりの出力は1号機を除いて78.4万キロワット。年間出力はざっくり68億キロワットですから、全国の自販機を止めれば、おおむね原発1基分の電力に相当します。24時間モノが買える自販機の恩恵は捨て難いが、今は緊急事態。停電による生活や企業活動の停滞を考えた場合、停止を考えてもよいのではないか」(環境ジャーナリスト)
 自販機全部とはいわないまでも、せめて計画停電を実施している東電・東北電管内の稼働を止められないのか。飲料メーカーなどでつくる「全国清涼飲料工業会」(東京)に聞くと、担当者はこう説明した。
「計画停電を受け、東電・東北電管内の自販機は16日から、照明の24時間消灯を実施しています。これによって1台当たり15%の節電になる計算です。完全停止は今のところ予定しておりません。被災地などでは店の売り場などにモノがなく、自販機で飲料を確保しているという話もあるからです」
 放っておいても年間約53億円を売り上げる自販機。メーカーにとっては「停止」は避けたいだろうが、電力不足がより深刻になる夏場には現実味を帯びてきそうだ。
~2011年3月30日以前の記事~

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