東電、平日の停電を３日連続回避　暖房需要減少で

　東京電力は、地域ごとに交代で電気を止める計画停電を３１日は終日実施しない。平日の終日回避は３日連続。利用者の節電意識の高まりに加えて、気温の上昇で暖房用の電力需要が減ってきているため。

　東電の現在の供給力３８００万キロワットに比べ、３１日のピーク時の想定電力需要は３４００万キロワット。需給は一時的に緩和しつつあるが、夏に向けて再び逼迫が予想されている。

　東電は、これまで夕方に発表することが多かった翌日の停電予定を、天候次第では昼ごろに発表するとしている。