2011年 3月 30日 |
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市民ボランティア被災地に派遣
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東日本大震災の被災地を支援しようと日本赤十字社岡山県支部が募集したボランティアの第1陣が30日朝、被災地に出発しました。岡山県で市民ボランティアの派遣は初めてです。派遣されたのは岡山市の会社員、市村功さんなど41歳から64歳までの4人のボランティアです。4人は阪神大震災で支援活動の経験があるなど防災のリーダーとして地域で活躍していて、日赤岡山県支部が受け付けたボランティア約150人の中から選ばれました。4人は宮城県内で津波によって建物内に流れ込んだ泥やがれきを取り除く作業などを行う予定です。4人は車で宮城に入り、来月4日まで作業を行います。日赤岡山県支部では状況を見ながら来月中旬以降にも第2陣を派遣したいと話していました。
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避難所で不足 一般用医薬品の提供
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被災地で不足している風邪薬やマスクなど1000万円相当の医薬品が30日、岡山県から被災地に向け送られました。提供されるのは風邪薬、解熱剤、整腸剤、せき止めなどの一般用医薬品とマスク27万枚です。県の薬剤師会や医薬品登録販売者協会など3団体の会員らが被災者のためにと集めたもので30日、岡山県の石井知事に目録が手渡されました。被災地の避難所ではインフルエンザの流行が心配され、風邪薬やマスクなど一般の医薬品が不足していて医薬品を積み込んだトラックは31日朝には岩手県に到着し避難所などに配られるということです。
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香大元研修生に懲役24年の判決
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高松市内で女性6人を暴行したなどとして婦女暴行傷害などの罪に問われた中国籍の元香川大学研修生の男の裁判員裁判です。高松地方裁判所は懲役24年の実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは中国籍で元香川大学研修生の陳志猛被告(26)です。判決によりますと陳被告は去年1月から10月にかけて高松市内で一人暮らしの女性6人を暴行するなどし、そのうち2人に1カ月から4日のケガを負わせたものです。30日の判決公判で高松地裁の幅田勝行裁判長は「通り魔的で、極めて卑劣かつ悪質な犯行。一応の反省の弁を述べているが被害者の痛みや苦しみについて十分な認識がみられない」として懲役25年の求刑に対し、懲役24年の実刑判決を言い渡しました。
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暴力事件で高松市職員懲戒処分
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高松市は、市の職員が飲食店の経営者の女性に暴力を振るった疑いで逮捕されたことを受け、この職員を懲戒処分にしました。減給10分の1・1カ月の懲戒処分を受けたのは高松市公園緑地課の55歳の課長補佐です。この課長補佐は今月18日、高松市百間町の飲食店で経営者の女性と口の利き方を巡ってトラブルになり店内の花を投げつける暴力を振るった疑いで逮捕されました。課長補佐は事件当時、ひどく酒に酔った状態で、「大変なことをしてしまい反省している」と話しているということです。高松市は公務員の不適切な行為にあたるとして30日付けで懲戒処分にしたもので今後、再発防止に努めるとコメントしています。
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