『NOIR』や『.hack』シリーズ、最近では、『魔法少女まどか☆マギカ』の劇伴(サウンドトラック)を手がける作家として、また、Kalafinaのプロデューサー、FictionJunctionとしての活動など、多岐に渡った表現活動を続けている梶浦由記さん。彼女が、ソロ・アルバムとしては2作目に当たる『FICTION II』を3月30日にリリース。劇伴作家という枠を超えた、エクスペリメンタル(先駆者的)なアーティストとして高い支持を得ている梶浦由記さん。彼女の魅力を、たっぷりお伝えしよう。

ドイツでオペラ会場は特別な場。そこには、肉屋のおばちゃんがものすごく着飾って足を運んでいたりなど、香水の匂いもたくさん漂っている、まさに別世界なんです。

-----梶浦さんの音楽的なルーツから教えていただけますか?

梶浦: 小学校低学年の頃までは、親が聴いてる音楽がすべてでした。とくに父親は、オペラ楽曲が大好きで、家中オペラ一色みたいな。しかもうちの父親はオペラを唄うのも好きで、レコードに合わせて唄ったり、わたしや妹の伴奏する演奏に合わせ唄ったりもすれば、わたしや妹も謎のイタリア語で一緒に唄ったりなど、騒々しくも楽しい日々を過ごしていました。でも、わたしが小学校高学年の頃に反逆児の兄がビートルズを聞き始め、わたしもビートルズの音楽に魅了されたことから、今度は、兄の聴く音楽が”わたしの音楽体験のすべて”になり始めました。あの当時は、ビートルズの歌詞を200曲すべて手書きにし全部唄えるように覚えたりと、今にして思えば変な小学生でしたね(笑)。

-----そこから次第にロックの道へ入り始めたわけですね。

梶浦: ですね(笑)。当時のわたしはドイツに住んでいました。ドイツと言えば、音楽の中心になっているのがブリッティシュのチャート。その頃のチャート音楽へ夢中になり始めてからは、アバやクイーン、エレクトリック・ライト・オーケストラにポリスなど、いろんな音楽に触れていました。中でも、わたしは幼少の頃からのクラシックに親しんでいた土壌もあったせいか、メロディアスな楽曲を好む傾向が強くありました。その頃のヒット音楽も、美しいメロディーの楽曲が多かったですからね。その後、80年代ブリティッシュインベンションに刺激を受け、当時の音楽をすべて追いかけ。90年代に入り、ニューエイジやワールド音楽ブームの訪れと共に”ループ・ド・ワールド”な音楽にはまりながら聴いていました。

-----梶浦さんの音楽には、”シンフォニック/ワールドミュージック/ニューエイジ/ブリットメロ”な要素があふれています。それらのルーツは、ご自身の音楽体験の中にあったんですね。

梶浦: でも、一番のルーツになっているのがオペラだと思います。生まれて始めて観た観劇がオペラでしたし。まだドイツに住んでいる頃は、毎月かならず家族でお洒落をし、オペラを観に行くことをしていました。

-----梶浦さんが、「声のハモリを重視」しているのは、オペラの影響があったんですね。でも、羨ましいです。小さい頃からオペラ体験をしていたなんて。

梶浦: 父親がオペラ好きだった影響も強いのですが、ドイツでオペラ会場は特別な場。毎月足を運ぶオペラ会場とはいっても、観るのは天井桟敷の席だったりするんです。だけどそこには、肉屋のおばちゃんがものすごく着飾って足を運んでいたりなど、香水の匂いもたくさん漂っている、まさに別世界。それでも、場内へ電気が点いているときは、狭さを感じたりすることもありましたけど。客電が消え、パッとステージへ光が射し、音楽が始まったとたん、世界が一気に広がっていくんです。わたしは、その光景を観るたびにゾクゾクしていましたし。子供心に強く惹かれるものがありました。だからでしょうね、自分の音楽に対しても、「始まったとたんに別世界へいざなってゆくようなものであって欲しいな」と思ってしまうのは。

-----梶浦ワールドが持つ重厚さというか、重層感にも強く惹かれます。

梶浦: フワッと聴ける音楽も好きなんですけど。わたしは、その音楽が流れたとたん「えっ?!」と振り向いてしまう。そういうワクワクとした音楽でありたいなと思っています」

-----梶浦ワールドでは”コーラス”もまた大切な要素になっています。

梶浦: もともと”声もの”が好きなんですよ。小さい頃は、オペラと歌劇にばかり惹かれていましたし、小学生の頃から合唱部に入って歌っていて、生まれて初めて作った楽曲も合唱曲だったように、そこでの影響は大きいと思います。でも何時しか、合唱団も続けながら、同時にロックバンドの活動も始め、そちらへ魅了され出したんですけど(笑)

『NOIR』は、テレビシリーズで初めて劇伴すべてを手がけた作品でした。

-----梶浦さんは最初は、See-Sawという歌ものグループからのスタートでした。

梶浦: 始めは、本当に”歌もの”を作ることしか興味がなかったんですね。だから、今でも歌ものは大好きなんです。それが、ちょっとしたきっかけから「インスト音楽を作ってみない?」と声をかけられ、その楽曲を制作したのと同時期頃に、映画の劇伴(サウンドトラック)の仕事をいただき、そこからインストゥルメンタルの楽しさに目覚めていきました。

-----一番最初の劇伴は、何という作品だったのでしょうか??

梶浦: 市川準監督による「東京兄妹」という映画作品でした。そこへ繋がるきっかけとなったのが、とあるレコード会社の企画コンピレーション盤のお仕事でした。それは、「いつもは歌ものを作っている人たちも含めインスト曲を作り、収録しよう」という内容。その企画に誘われたとき「面白そう」と思い、生まれて初めて3曲インスト曲を制作。その中の1曲がコンピレーション盤へ収録になりました。その残った2曲を、人づてに市川準監督の耳に届き、「この2曲を使いたい」というお話をくださり、「映画一作分のサウンドドラックも作って欲しい」という話にまで発展。当時は、とにかく必死に作ってたという思い出しかないですね(笑)。

-----そこから、劇伴の道が始まったわけなんですね。

梶浦: そうです。初アニメは1996年公開の劇場版『新きまぐれオレンジ☆ロード ~そして、あの夏のはじまり』。そのお話をいただき、その後も『EAT-MAN』を手がけてという形で、アニメ作品との関わりが始まりました。

-----梶浦ワールドとの出会いと言えば、『NOIR』からという方も多いと思います。

梶浦: 『NOIR』は、『EAT-MAN』の真下耕一監督から声をかけていただけたことがきっかけでした。しかも『NOIR』は、テレビシリーズでは、初めて劇伴すべてを手がけた作品でした。あのときも、1カ月で数十曲作らなきゃいけないから必死だったのを覚えてます(笑)。それと、真下監督が「好きにやってください」と言ってくださったことを良いことに、当時演りたかった音楽性をぜんぶ演っちゃうくらいの勢いで制作。あの頃は、今ほどアニメのサントラ制作の経験を重ねていなかったことから、「これ、サントラ曲じゃないでしょ」という楽曲まで作っていました。それが良かったのかどうなのか(笑)。今聴いても、「演りたいことを演りまくってたな」というのは実感しています」

ものすごい変則ジャズを演ってる人がいれば、マニアックなプログレ音楽を演っていたり。ここまで多様な音楽を演っても許される場は、アニメの世界だけじゃないかなと思います。

-----梶浦さんの場合、「サントラ盤という範疇さえ飛び越えた、主張をするサントラ音楽」という面も強く感じます。

梶浦: 良くも悪くも自己主張が激しいなとは思います。正直なところ、劇伴を作る職業作家としての立場で考えた場合、『NOIR』は失格だったと思うんですよ。むしろ、真下監督が「後ろに沈まない音楽」を巧みに全面に使っていただけたことによって、作品も音楽も上手く引き立ちあっていった。その経験をきっかけに、サントラ盤の魅力にはまったところは大きかったと思います。

-----その後も梶浦さんは、「主張する劇伴音楽」を次々手がけていきました。

梶浦: 今でこそ、劇伴作家に必要なテクニックを身につけたうえで制作していますけど。根本的な精神は、昔も今も変わってないかも知れないですね。じつは、わたしが『NOIR』で表現した音楽というのは、90年代に(デジタルな要素とミックスした)ワールドミュージックやニューエイジ・スタイルの入ったロック音楽を聴いて、「わたしも、こういう音楽を演りたい」と思ったことを思いきり表現した音楽なんです。正直、あの手の音楽は、当時自主制作で表現する以外、商業音楽の中で演る場所は日本の場合ありませんでした。それを、「アニメの世界では、こういうこと思いきり演っていいんだ」と発見。それからは、アニメの劇伴音楽の話をいただくたびに、ホクホク顔で制作し始めていましたからね(笑)

-----その自由度が、アニメーションの世界にはあったんですね。

梶浦: 今でも演りたい音楽を許してくれる土壌がアニメーションの世界にはあるのではないかと。実際にいろんな作品を聴いてると、ものすごい変則ジャズを演ってる人がいれば、マニアックなプログレ音楽を演っていたり。ここまで多様な音楽を演っても許される場は、アニメの世界だけじゃないかなと思います。もちろん、アニメという特性もありますが、それを許容し、作品へ投影してくださるクリエイターさんらの度量があってのことですけど。

-----そうは言っても、一つの作品を彩る背景音楽としての要素が劇伴にはあるわけですよね。その辺でのさじ加減も必要ですよね?

梶浦: いくら好き勝手にと言っても、わたしを含め、みなさん全部好き勝手にやっているわけではないです。もちろん、目立っていけないところでは目立たないことを心がけながら。でも、目立つべきところでは、思いきりフリーキーな要素を爆発したり。そういうときには、みなさん趣味の世界を丸出しにしていますからね。

-----やはり、最低限のルールはあるわけですね。

梶浦: もちろんです。「自由に、好きなように」と言っても、一番大切なのは「映像に合う音楽」なわけですから。当たり前のことですが、「盛り上がらなきゃいけない場面で盛り上がれなかったら、それは0点の音楽」だと思います。そういう「求められる要素を満たすという前提があったうえで、どれだけ好きなことを演っていけるのか」が大切なんです。それに、「わかりやすさ」はものすごく必要なこと。悲しい場面の曲なら、その曲を頭3秒聴いた瞬間に悲しさを覚えさせなきゃいけないし、切ない場面の曲なら、同じように頭3秒で切なさを感じさせなきゃいけない。そういう「音楽から読み取れる表情や色」はものすごく厳しく作っていかないと、サントラ楽曲としては成り立っていかないなと思っています。

人の声って、わたしは大好きなんですが、同時に、最終兵器だとも思っています。

-----梶浦さんの劇伴の場合、「声の使い方」がとても巧みだなと感じています。

梶浦: 声を入れるか入れないかは作品にもよりますが、人の声って、わたしは大好きなんですが、同時に、最終兵器だとも思っています。どういう使い方をしようと、「人の声は耳を奪ってしまうもの」なんです。声って、「人に呼びかけるための器官」のように、「人を振り向かせられるように出来ている」んですね。だからこそ、そこのさじ加減は大事だなと思っています。

-----梶浦作品に、コーラスワークは欠かせない味にもなっていますよね。

梶浦: 単純に好きなんですよね。小学生の頃から長年合唱部で歌ってきた経験があるからこそ、声を重ねたときの楽しさをすごくわかってる。わたしはアルト担当。アルトって、全部のパートを聴いたうえで唄うので、とくにハーモニーの楽しさをわかっているせいか、今でも、声を重ねてゆく作業をするたびにゾクゾクしてきます。中でも、低音のハモリを活かせる歌が大好きなんです。

-----と同時に、梶浦ワールドにはロック的な要素もすごく感じています。

梶浦: バンドの要素もすごく好きなんです。それにエレキギターをフューチャーしたり、バンド・サウンドでなければ出来ないこともいろいろありますし、そういうところにビリビリきちゃうマインドもあるので、そういう衝動は自分でも止めたくはないですね。

わたしが手がけた作品の場合、記憶喪失率の高い作品が多いんです(笑)。

-----梶浦さんの場合、重厚なアニメ作品の劇伴を手がけることが多くないですか?

梶浦: わたしが手がけた作品の場合、記憶喪失率の高い作品が多いんです(笑)。気がついたら、ちょっと影のある作品から声のかかる率が多くなってました。以前に『舞-HiME』の劇伴を手がけることになったときにも、「萌えアニメキターッ!!」と心の中で叫びつつ、「わたしでいいんですか?」と聴いたら、「大丈夫です。途中から、話の展開が暗くなりますから」って(笑)。『魔法少女まどか☆マギカ』でも、早い段階で”萌え作品”じゃないことがわかりましたからね。そういう内側な世界が多いので、たまには”ほのぼのっとした作品”もやってみたいんです。ぜひ、声をかけてください(笑)。

-----でも梶浦ワールドは、重層な世界観こそが似合うと思ってしまいます。

梶浦: むしろ、アニメーションには重層な音楽が合うんです。これが実写になってしまうと、音楽が主張をし過ぎて邪魔になってしまうけど、アニメーションの場合、とくにファンタジーやSF的な作品であればあるほど、重層な楽曲が似合ってゆく。だからアニメーションの音楽って、ド派手にやったほうが恰好良いという感覚はありますね。

『FICTION II』は、「8年分の梶浦由記のベストと、2011年の梶浦由記のやりたいこと」を詰め込んだ「現在のわたしの名詞」となる作品になりました。

-----このたび、8年ぶりとなるソロ・アルバム『FICTION II』が誕生しました。

梶浦: 1枚目の『FICTION』も、ハーフベストな形と言いますか。既存の楽曲と新曲を組み合わせた作品にしていたので、今回も、その形を取りました。

-----ハーフベストですか

梶浦: これまでにも数多くサントラ盤を手がけさせていただき、気がついたら数十枚という数になりました。そんな中、「梶浦由記の世界を楽しむにはまず何を聴けば良いですか?」と聴かれても、数がありすぎて困ってしまうというか。「日本語の歌ものを聞きたいなら、KalafinaやFictionJunction関連を聴いてください」と言えますけど。そうじゃないときの場合、まずは『FICTION』をお勧めするようにしてきました。ここには、わたしが関わってきた作品たちの楽曲とオリジナル曲がたくさん入っています。それを聴いたうえで、気に入った楽曲のサントラ盤を聴いていただければ良いのかなと思っています。それと同じスタイルで、今回『FICTION II』が加わったという形ですね。

-----新曲に関しては、何かしらテーマ性を持って望んだのでしょうか??

梶浦: 普段の劇伴制作では、コンセプトを重視して制作しているから、新曲に関してはあえて何も考えず、今の自分が作りたい楽曲を生まれるがままに作りました。新曲に関しては思いついたことをすべて演りました。今回の『FICTION II』は、「8年分の梶浦由記のベストと、2011年の梶浦由記のやりたいこと」を詰め込んだ「現在のわたしの名詞」となる作品になりました。

-----やはり、名詞となる作品は必要なんですね。

梶浦: 名詞は必要ですね。先のお話じゃないですが「ライブへ行くときに何を聴けば良いですか?」と聴かれた場合、「これを聴いてください」と束にしたサントラ盤を提示するよりも、「『FICTION』と『FICTION II』を聴いてください」と言ったほうが早いですし、6月29日にNHKホールで行う「Yuki Kajiura LIVE vol.7″FICTION”」にも、”FICTION”と名付けたように、この2枚に収録した楽曲を中心にと考えています。そのうえで、FictionJunctionを通した日本語の歌もやってみたいかなとも考えています。

-----6月29日にNHKホールで行う「Yuki Kajiura LIVE vol.7″FICTION”」は、どんな編成になりそうでしょうか?

梶浦: フルバンド+歌い手4人に、ヴァイオリンが加わるという編成を軸に、もしかしたらゲストさんを呼び入れてとなるかもしれません。

「heigen」は、あのマイクオールドフィールドも用いていた”ヨイク”というフィンランドにある歌唱法を取り入れながら表現してみました。

-----『FICTION II』を聴いていて改めて感じたのが、「梶浦ワールドは、劇伴の域を軽く凌駕した極上のインスト音楽。異世界へ…桃源郷へ連れていってくれるインナートリップ系シンフォニックオペラワールドだなということでした。梶浦さんにとって『FICTION II』は、どんな1枚になったと思いますか?

梶浦: 今のわたしの名詞ですね。”過去8年間やってきたこと”と”今、作ってみたかった音楽”を重ねあわせた、「2011年の梶浦由記はこんな音楽を演ってる人です」というのを提示していける、本当に名詞と呼ぶに相応しい1枚になりました。

-----個人的には、新曲の「I swear」「March」「heigen」にグッとハマりました。

梶浦:  「March」は、3月というタイトルの割には、そんな爽やかな感じではないんですけど(笑)。「heigen」は、あのマイクオールドフィールドも用いていた”ヨイク”というフィンランドにある歌唱法を取り入れながら表現してみました。”ヨイク”を取り入れた楽曲はいつかやってみたかったので、それが出来たのは嬉しかったですね。それに「heigen」や「I swear」は、アニメというフィールドでは、案外やり難い楽曲なんです。そういう面を、『FICTION II』の新曲に投影していった面もありました。

-----あっ、そうなんですね。

梶浦:  「I swear」を歌ってくれたClara Kennedyはもともとチェリストであり、チェロのように美しく低音域をしっかり歌える人。彼女の歌声を聴いてたら、低音を活かしたバラード曲を演りたくなったし、Marchを歌ってくれているEmily Bindigerは、わたしの好きなキーやメロディーでどんな楽曲を書いてもバッチリ歌ってくれる人なので、彼女に出会えたことは財産だと思っています。そんな、今のわたしがやりたかったことを詰め込んだ新曲面も含め、ぜひ『FICTION II』を味わってみてください。

TEXT:長澤智典

梶浦由記
FICTION II
発売日: 2011/3/30

VTCL-60245/¥3,045(税込)

【収録曲】
01: in this winter (FICTION ※新録音)
02:t he image theme of XenosagaⅡ(XenosagaⅡ ※新録音)
03: lotus(※新曲)
04: my long forgotten cloistered sleep (unreleased work of Xenosaga)(※未発表曲)
05: I swear(※新曲)
06: forest (エルカザドOST 1)
07: Sweet Song (Xenosaga II ending theme)
08: E.G.O.(アクエリアンエイジ ※新録音)
09: everytime you kissed me(PandoraHearts)
10: I reach for the sun(エルカザドOST2)
11: L.A. (エルカザドOST2)
12: March(※新曲)
13: heigen(※新曲)
14: maybe tommorrow (Xenosaga III ending theme ※新録音)

LIVE

「Yuki Kajiura LIVE vol.#7 “FICTION”」
2011年6月29日(水)
NHKホール(東京)

くわしくは、FictionJunction CLUB まで

リンク

オフィシャルサイト http://www.fictionjunction.com/

レコードメーカーサイト http://www.jvcmusic.co.jp/kajiura/