Blog はじめました
ということで、自分の記憶、思考などを紡いでいくことを目的としてBlogはじめました。
2011年の目標として、100冊、100本映画というのを掲げたのですが、如何せん小説が
ぜんぜん進まない状態が続いてます。
とりあえず、今年に入って読んだ分をまとめてみた。
1.これからの正義の話をしよう
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 (2010/05/22) マイケル・サンデル 商品詳細を見る |
まー流行の本ではあり、哲学要素の強い(というか哲学か)本なので退屈な人は本当に退屈な
本だと思いますが、思考力、想像力を養いたい人は読んだほうがよいでしょう。
いざ、自分の「正義」というリアリティを求められたとき、もしくは現在の「正義」を考えたとき、
自分の行動や考えは、なにになるの?という疑問に対しての道しるべになると思います。
とはいえ、読んだところの結論は「実践」に至れるかどうか。
2.ゴールデンスランバー
ゴールデンスランバー (新潮文庫) (2010/11/26) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
映画を先にみてしまったが、友人に伊坂ファンがいて原作を勧められたので読んでみました。
映画をみたあとだと、確実に原作のほうがよく感じてしまいました。
ただ構成や、文章力などは次の本以降、興味をもってしまう作家でした。
3.重力ピエロ
重力ピエロ (新潮文庫) (2006/06) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
んで、伊坂作品二作目。
これは小説を読んだあとに映画をみた作品で、映画の出来があまり好きではないので
記憶が薄れている。なので、あまりよいレビューもできないけど読物としては読了したあとに
なんかしらの感情を抱いたことだけ覚えてます。
4.1984年
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) (2009/07/18) ジョージ・オーウェル 商品詳細を見る |
新訳版が売っていたため、勢いで買ったもののしばらく読んでいなかった。
もっと若いころ、特に20代のころに読みたかった。
そもそも国というシステムなり、組織なり、形があるものがどう維持されるべきか?なんて
考えることではないかもしれないけど、結局、正義は時代によって形や意味を変え、そのときの
権力者に利用されるもの。んで、下々の民はそれに惑わされつつも、それが幸せだったりする。
真実が必ずしも幸せなことではないけど、それがリアリティだったりするし、むしろ夢だったりも
するから、この世は自由という幻想に逃げがちなんだなーって思わされる。
この著者の作品では、カタロニア賛歌という本も読みましたが、経験ってなにものにも変え難い
ものだけど、それを越えるには「想像力」と「行動力」なんだなって思わされた。
昨今の原発問題に照らし合わせると、この小説はBingoなんじゃないかな。
原発のあり/なしは別として。
5.アフターダーク
アフターダーク (講談社文庫) (2006/09/16) 村上 春樹 商品詳細を見る |
はじめて読了した村上春樹作品。
ねじまき島を軽く読んで、あまり入ってこなかったのでこんなにも著名な小説家の作品をほとんど
読んでこなかったんですが、やはりあまりしっくりきませんでした。
文学的なことはよくわからんですが、比喩で作られる物語ってのがあまり好きじゃないのかな。
6.ラッシュライフ
ラッシュライフ (新潮文庫) (2005/04) 伊坂 幸太郎 商品詳細を見る |
これも映画化されているみたいなので、ちょっと映画をみてみようかなと思うものではあります。
よく構成するなーというのが率直な感想。伊坂作品のなかではサスペンス要素が強いよと言われて
いたけど、まさにそんな感じでした。
ちなみに先週沖縄出張いった飛行機のなかで、これを読んでいましたが、隣のきれいなおねぇさんが
ゴールデンスランバーを読んでいて、伊坂作品奇遇ですね。って声をかけれなかった僕はチキンです。
という感じで、他人にとってはすごいつまらない内容を記していきます。
近いうちに映画(今30本くらいみた)なり、震災、原発など思うところをまとめていくか。
では。
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