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14%のカスタマーが 踊るコンテンツ・ビジネスの未来を購入しています ¥ 1,800 |
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10%のカスタマーが 子どもの「夢中世界」のヒミツ―ぼくたちがポケモンに熱中した理由を購入しています¥ 1,785 |
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
子どもに伝えたい、作り手の愛情,
By
レビュー対象商品: ポケモン・ストーリー (単行本)
ポケモンに夢中になっている子どもが持つ親にぜひともお勧めしたい本です。その人たちはもしかしたら、子どもたちのあまりの熱狂ぶりに否定的な感情を持っているかも知れませんが、そうであればこそ強く一読を勧めます。この本に登場する人たちは、例外なくポケモンに愛情を注いでいます。それはゲーム作者の芸術家に近い純粋さから発するものであったり、ビジネスマンとしての情熱であったりするのですけれども、この本にはポケモンの成功の裏にはそれぞれの立場から注がれた強い愛情があったことがよく描かれています。 このことを子どもたちに伝えて欲しいと思います。サンタクロースのネタばらしみたいに、もしかすると彼らは一時的に裏切られらような気持ちを持つかも知れません。しかしその先に、自分たちの好きなポケモンワールドは、こんなに多くの大人たちの愛情に支えられているのだと気づくことでしょう。上手くすると、愛情を持って何かに注力することの素晴らしさを理解してくれるかも知れません。そして子どもたちがゲームの世界から顔を上げて、人間が人間と力を合わせて事に当たるリアルな世界の営為の輪に加わってくれることを期待したいのです。欲張り過ぎかも知れませんが。 大頁数の本ですが、ポケモンの作り手たちの努力や苦労がドラマのように面白くて、一気に読んでしまいました。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一度は読んでもらいたい感動のビジネス書,
By カスタマー
レビュー対象商品: ポケモン・ストーリー (単行本)
この本「ポケモン・ストーリー」は、ポケモンは何が始まりで、どこから来たのか?誰が考えたのか?そしてビジネスとしてどのような仕掛けをして、今日の世界的な大ヒットになったのか?その全ての答えを一種ドラマ風に明らかにしてくれます。全編を通して描かれているのは関係者全員のポケモンに対する深く純粋な愛情と、それを反映させる徹底した仕事へのこだわりでした。 たとえば、構想から完成まで6年の歳月を費やしたこと、ゲーム完成後、モニターから出てきた多くの意見を全て取り入れようと不眠不休の日々を過ごしたこと。版権会議の運営方法とその様子。これら多くのエピソードは全て、どんな分野の仕事にも通じることだと思います。つまり仕事に愛情を注ぎ、その仕事を一切手を抜かずあらゆる方面で努力・実行し、それらを徹底してやればポケモンまではいかなくても全ての仕事が上手くいくのだと、この本は教えてくれます。そして、これら関係者を全面的にバックアップし、肝心な時に適切な判断をした任天堂と小学館の懐の深さも、企業の姿勢として注目に値します。 また、雑誌専用の通信販売で予想を大幅に越える申し込みがありオペレーションがパンクした際の様子やテレビの事故後、放映再開にいたるまでの経緯には思わず心が揺さぶられます。 ポケモンに興味ある人も、そうでない人も一度は読んでもらいたい感動のビジネス書です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
コンテンツの強力さを再認識,
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レビュー対象商品: ポケモン・ストーリー (単行本)
ポケモンの誕生から成功に至るまでの舞台裏を中心に、キャラクタービジネスの展開について触れた内容となっているのが本書の特徴。田尻智の着想からスタートして瞬く間に世界を席巻した「ポケモン」の歴史は、常に順調に発展したわけではない。逆に、全てのステップにおいて何かしらの躓きがあり、それを乗り越えるためのエピソードがまるで小説のように展開していく。販売数などの詳しい数字が記されているが、その桁違いの大きさに、キャラクター(コンテンツ)の強大さを目の当たりにできる。 ゲームやキャラクタービジネスやなどについて全く知らなくても、豊富な注釈のサポートによって問題なく読み進められる。これらは一部人物録になっているが、本書の冒頭で「大人、キャラクタービジネスに興味のある人へ」と断りがあるように、注釈に収まるボリュームを超えており、傍らに置いておくには勿体無いくらいである。キャラクタービジネスに興味があるなら、注釈をおろそかにしないように読みたい。 このような面白い内容なだけに、細かな点が気になってしまう。 「子供と一緒に読むため」に全文にルビがあり、多少平易な文体となっている点が売りの1つらしいが、無理に子供を意識しすぎて成功していない感じがする。かつてファンだった子供が大人になったときに読むことを期待して、普通にまとめても良かったのではないだろうか。 また、ストーリーを追う事で、スタッフやプロダクツのすばらしさは自ずとわかるのだが、それらに過剰なほどの賛辞を連ねている点は、少々うっとおしく、残念。 そして、巻末の田尻智インタビューは、本文で重要なポイントがほとんど引用されており、改めて全部を掲載するほどのものか疑問が残る。 重箱の隅をつつくような苦言を呈したが、良書であることは間違い無い。
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