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渡邉正次郎 NewsToday
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nabesyou
作者プロフィール

渡邉 正次郎(わたなべ しょうじろう)

政治ジャーナリスト・作家
 レコードヒットチャート編集長を経て、衆議院議員小峰柳多秘書、参議院議員迫水久常秘書となり、多くの政治家の選挙参謀として活躍。現在、政治・社会評論、講演の傍ら、何人もの政治家ブレーンとして『国会質問、演説原稿』等を依頼され、選挙参謀としても活動し、全員当選させている。

 99年の東京知事選で石原慎太郎を担ぎ出させ、最後に名乗りを挙げさせる。投票日昼に「石原は165万票で当選」とマスコミ取材に応え、組織を持たない石原の票読みを的中させ驚かせた。また、オウム真理教の看板男、上佑史浩が「数百人のジャーナリストとお会いし、唯一人信じられたのは渡邉先生です」と、逮捕の日に身元引受人を依頼したことはメディアに大きく取り上げられた。

 また、参議院議員迫水久常秘書当時、全国の暴走族を大同団結させ、『関東連合を』設立、初代最高顧問として抗争事件を起させぬよう指導した。この当時の教え子たちは現在、地方議会、大企業、役人として活躍しており、現在も彼らは情報を提供してくれている。もちろん、闇社会にも教え子は多く、彼らは組織の大幹部、親分ではあるが、今も関東連合初代最高顧問として熱い尊敬を受けている。

議員生活約30年の小泉元首相“議員立法”一本もなし!が、一民間人の政治ジャーナリスト・作家の渡邉正次郎が発案、または改正させた法律(順不同)

 

*動物愛護管理法の改正

《ペット飼育者のペット放置、殺害の多さをレビ報道で知り、『重い刑事罰に』、

と武山百合子議員に国会で提案させ議員立法で改正を実現。今後はペットを金儲

けに繁殖させるブリーダーや販売業者の取り締まりもより厳しくなる。<動物愛

護管理法は明治時代に施行。このときまで一度も改正されず>》                        

 

*団体規制法(国家転覆を図った団体を取り締まる)

《オウムに破防法適用を政府が決定。が、5人の公安審査会で否決(委員に破防

法絶対反対を組織決定している極左弁護士3名。)され激怒。武山百合子議員か

ら国会質問作成を依頼されたことをチャンスに、衆議院予算委員会分科会で、

「国家転覆を狙ったオウム真理教に破壊活動防止法を適用できないならば、それ

に替わる法律を作るのが国家の義務」と質問。

松浦功法務大臣が「素晴しい質問で、即議員立法ででも」と答弁。議員立法で成立。同時に「公安審査会の委員に破防法絶対反対の極左弁護士三名はおかしいのではないか」の質問も。以降、弁護士を2名に減》

 

*NPO法

《河村たかし現名古屋市長が現役代議士時代に発案法律。が、当時の大蔵官僚が

“金を集めるのは大蔵省以外許さない”と自民党議員らに逆陳情し、廃案にされ

る寸前に河村議員から相談され、素晴しい法案なので親しい自民党議員たちを半

分脅し継続審議に持ち込み、次の国会で成立》

*個人情報保護法

《武富士顧問当時、「同業者の消費者金融Pがブラックリスト(返済がない悪質なもの)を闇金融に売り飛ばしているので、取り締まって欲しい」と依頼を受け、河村たかし議員に持ち込む。議員室に大蔵省役人を呼んで『取り締まるように』と指示すると、「取り締まる法律がない」と。ならばと河村議員を法案筆頭提案者で議員立法で成立》               

 

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東電醜聞告発は事実だった!中国ツアー「大手マスコミ接待リスト」を入手!(

ジャ−ナリズム

公開日:2011/03/27 00:00

東電醜聞告発は事実だった!中国ツアー「大手マスコミ接待リスト」を入手!(週刊文春より)

 12日以降、周辺のスーパー、コンビニが品切れが続き、リュックを背負った筆者は連日、隣の駅まで買出しに。帰ってすぐ犬の散歩。6時間置きだけにあっという間に一日が終わる。その間、週刊誌を読むこともなかった。

 

 少し買い置き(牛乳と腰痛止めの温湿布とホカロン)ができ、久々に週刊文春を手にして驚いた。先日から東電に詳しい人物から「メデァイと東電」「東電と政治家」との癒着告発を配信してきたが、信じられなかった読者も多かったのではないか。が、今週の文春はこの告発が本物だったことを証明してくれた。以下、文春記事を紹介する。読者は驚くだろう。

 

―夜の料亭や高級クラブでの接待、原発視察を兼ねた温泉ツアーへの誘い・・・。大手新聞やテレビ局、小誌(週刊文春)を含む雑誌、ミニコミ誌まで、東電のマスコミ懐柔網は編集幹部から末端の記者にまで縦横無尽に張り巡らされている。

 その象徴が、日中友好を旗印にした東電幹部とマスコミが参加する“中国ツアー”だったー

 

 震災当日の三月十一日。東電の勝俣恒久会長を団長とする約20人の「愛華訪中団」は北京にいた。六日から中国入りしていた一行は、上海、南京を経由し、十二日の帰国を前に中国の要人に面会に行くバスの中で地震を知ったという。

 

 参加者の一人が明かす。

「今回東電から参加したのは勝俣会長と副社長の鼓(つづみ)紀男氏ら三人でした。他には中部電力や東京・中日新聞、西日本新聞の幹部や毎日新聞の元役員、月刊誌編集長、元週刊誌編集長などがいました。

 このツアーはすでに十年続いており、参加者は全額ではないにせよ、一部負担金も出しています。金額?それは勘弁してほしい

 

 小誌が発見した過去十年の参加者リストには、東電、関電、中電の錚々たる幹部のほか、現法務大臣の江田五月参議院議員ら政治家や連合元会長で現内閣特別顧問の笹森清会長、さらには大物マスコミ人がズラリと名を連ねていた。

 

 0五年と0六年、0八年の訪中では東京電力顧問の荒木浩氏が団長を努めており、勝俣会長も今回を除き二回団長に就くなど、一見する限り東電のアゴ足付きツアーの様相を呈している。

 

歯切れの悪い参加者

 ツアーを主催している月刊誌「自由」の元発行人、石原萌記氏(86)はこう語る。

「私は東電の社長だった故木川田一隆先生との縁を通じて、総務担当だった平岩外四先生(元東電会長で、元経団連会長)と知り合い、以来彼が亡くなるまでの五十三年間、縁戚のように深い付き合いをしてきました。

 彼の助言で始まったのがこの訪中ツアーです。私以外の参加者の負担金は各五万円。実費は東電が持つ。他の参加者の不足分は私が何とかして集めるという形でやっています」

 

 ツアー参加者リストは、石原氏が自著『続・戦後日本知識人の発言軌跡』(自由社)の中で明らかにしていた。他にも東電、関電、中電が一年ごとの持ち回りで世話役を務める国内の発電所見学ツアーも催している。

 こちらは宿泊費のみを電力会社が持ち、参加するマスコミ関係者らの負担はタダだという。石原氏は決して接待ではないと否定するが、一方では、

「昭和の時代には、カネに窮して年も越せない時、東電の副社長は百万円用意してくれたなぁ」

 と遠い目で語るのである。

 

 参加者も東電からの恩恵に与っていることは承知しているはずだが、「(東電のとの癒着を)疑われる何かがないとは言わない」(元週刊誌編集長)と歯切れは悪い。

 マスコミ関係者が語る。

「東電の場合、大手新聞やテレビ局は広報部が対応に当たり、雑誌はすべて総務部が担当。東電本社近くの個室しゃぶしゃぶ店から、赤坂や向島の料亭、銀座の高級クラブなど相手の好みに合わせて接待の対応を変え、決して気を逸らせない巧みさがあります」

 

 もちろん旅行や接待だけではない。ある情報誌では、東電シンパの新聞記者が匿名で原発擁護のパブ記事を書き、そこへの広告出稿と雑誌の買い取りがセットになっている。

「定期発行の媒体さえあれば部数はすくなくともきちんと年間予算を付けてくれるのが東電です。マスコミの勉強会などでも、”会則“が文書化されていれば資金を出してくれました」(同前)

 

注・文春は最後にこう結んでいる。

<自戒を込めて言おう。当たり前のような接待によって、原子力行政を監視するメディアアの目に緩みはなかったか>と。

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