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造幣局「通り抜け」午後5時まで 夜間点灯 初の自粛

 造幣局(大阪市北区)は28日、大阪の春の風物詩「桜の通り抜け」を4月14~20日に開催すると発表した。

 東日本大震災の被災者らに配慮し、例年実施してきた午後9時までの夜間ライトアップを初めて中止する。また開催時間は午後5時までに短縮する。

 造幣局では毎年、開催日を3月中旬に発表しているが、今年は震災で発表を延期。開催中止も検討したが、問い合わせの電話が相次ぎ、市民に親しまれてきた行事という点も考慮して開催することになった。ライトアップ中止で人出は例年より2~3割少ない50万~60万人と見込む。担当者は「被災地での停電や計画停電が続くなかなので、理解してほしい」としている。

 平日は午前10時から、土・日曜は午前9時から。被災地を支援する募金箱を設置する。問い合わせはハローダイヤル(050・5548・8686)。

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