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Bs坂口“イチロー化”へ!指揮官、走り打ち勧める

 オリックスの岡田彰布監督(52)が4日、坂口に“イチロー化の勧め”を説いた。打撃練習中に内野安打が少ない原因を指摘した後「追い込まれたら、走り打ちすれば内野安打が増える」とアドバイスした。

 同じ左打ちの俊足1番打者、坂口と川崎(ソフトバンク)には相違点がある。川崎が36本の内野安打(リーグ2位)を放っているのに対して、坂口は約半分の19本(同8位)にとどまる。

 「振り切った後にバットを投げるから、(一塁への)スタートが半歩から一歩、遅れる」

 岡田監督の分析は単純明快だった。返す刀で川崎がオフに合同自主トレするイチロー(米大マリナーズ)の得意技、走り打ちにも言及した。

 「きれいなヒットは200本打てん。きたないヒットが30本ぐらいないと…。イチローの内野安打も、ヒットはヒットやからな。追い込まれたら走り打ちすればいい」

 指揮官のアドバイスに坂口も「バットの離し方は染みついたもので自分では気づかなかった」と耳を傾ける。「もっともっと打ちたい。ヒットを増やすために秋の練習から下準備したい」。あす6日からの高知での秋季キャンプで打撃改造に取り組む。

[ 2010年11月5日付 ]

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