フォルダのコンテキストメニューを追加する4つのレジストリキー
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任意のフォルダで右クリックからコマンドプロンプトを開く方法なんてぐぐればズラッと並んでいますけど、正確には次の4つのレジストリキーが関係していることにはあまり触れられていないように思います。
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\verb\command
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\verb\command
- HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell\verb\command
- HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\verb\command
ちなみに verb の部分は任意の文字列で問題ありません[1]。私の環境では上の3つのキーはデフォルトで存在[2]していて、verb のキー名は cmd でした。なので一応 cmd として話を進めます。
それぞれの機能はだいたい文字通りです。だいたいというところが曲者です。
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\cmd\command はフォルダの何もないところを右クリックしたときのコンテキストメニューです。このキーはデスクトップ上で右クリックしたときのコンテキストメニューの話題でよく挙がりますが、デスクトップに限りません。正確にはフォルダ内でのコンテキストメニューで、デスクトップはその一部です。[Fig. 1]
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd\command はフォルダを右クリックしたときのコンテキストメニューです。エクスプローラで種類に「ファイルフォルダ」と表示されるもので、つまりは普通のフォルダです。検索して挙がるのはだいたいここを編集しているようですが、ここだけでは上の Background の範囲には適用されませんし、次の Drive の範囲にも適用されません。[Fig. 2]
HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell\cmd\command はドライブを右クリックしたときのコンテキストメニューです。[Fig. 3]
HKEY_CLASSES_ROOT\Folder\shell\cmd\command はフォルダとドライブ両方のコンテキストメニューです。つまり HKCR\Folder\shell\cmd\command キーを追加すれば HKCR\Directory\shell\cmd\command キーと HKCR\Drive\shell\cmd\command キーを追加したことと同じ[3]です。 HKCR\Directory\Background\shell\cmd\command は含まれません。ちなみに Folder キーの設定は Directory キーでは適用されない特殊なフォルダにも反映されます。ここでは省きますけど。
判りやすくするために他の3つの「コマンドウィンドウをここで開く」を残したまま Folder キーに別の名前でメニューを追加してみたのが[Fig. 4]です。ドライブとフォルダのコンテキストメニューだけに表示されているのが判るかと思います。
ちなみにメニューに表示される文字は cmd キーとか test キーの「(既定)」に記述します。空だとキー名、つまり cmd とか test と表示されます。「コマンドウィンドウをここで開く(W)」みたいに W を押すと機能するみたいにしたい場合、例えば K なら「&K」とか付けるといいですよ。[Fig. 5]
Fig. 5: ショートカットキー
- ^ 嘘です。 open や edit など、あらかじめ定義されたものがいくつかあります。
- ^ たぶん Vista 以降はそうなっています。機能させるには Shift を押す必要がありますけど。
- ^ 感覚としては Directory に Folder と Drive が含まれそうですけどね。あれ、私だけ?