昨今の情勢を見るにつけ、マスコミ報道に世論は左右に揺れ動き、何ら根拠のないものを幸福の一助として信じ込む人々が充満する有り様に危惧を禁じえません。
全人類が何らかの方法をもって日々幸福への努力を怠らない。しかし「何故このようになってしまうのか」という不幸に見舞われることは人の常であります。では、磐石な幸福境涯というものは築けないのか?我々は様々な生き方、幸福への教えを鑑みて、日蓮正宗という宗教にその答えが存在するということに結論を得ました。これまでの人生経験では、得られなかった功徳・喜びに満ちた生活を実感できます。
この一つの宗派で信仰するということは、その僧侶・信徒にしかその教えが当てはまらない訳ではありません。つまり、仏法とは世の森羅万象全てを包含するものです。決して、日常生活とかい離しているものではありません。ですから、一般の人が日々行っている所作が、仏法の教えに背いていることは茶飯事としてあるわけです。
これを、仏法では“謗法”と呼びます。
これこそが、自身や社会に不幸を招く元凶です。
この謗法を知らず知らず行うことで、大変深い不幸を招くことになります。
まずは、一般の方々にこの謗法という恐ろしい概念を知っていただき、改善に至れば喜ばしいことであります。