「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か(立正安国論)」。
此度、わが国においては考えられうる最大規模と言える大地震が起きました。
かつて、阪神淡路大震災が起きたときには、その前日に同地域に大量の創価ニセ本尊が流布され、最も被害がひどかった地域は、最もニセ本尊が多い地域であったことが後になってわかりました。
私としては、此度の東北地方太平洋沖地震についても、なにかそうした謗法が原因ではないかと考えざるを得ません。
全国規模ではどうか知らないのですが、わが妙相寺支部においては、東北地方在住の御信徒はほとんどいません。
東北地方への広布が進んでいないために、諸天の御加護が及ばなかったのではないか、と考えてしまうとき、まさにこれは我々の折伏が足りないためではないだろうかと考えるわけです。
たしかに、私たちは食うために仕事もしなければなりません。
仕事でクタクタになれば、日夜の勤行だけで精一杯、という姿も無理からぬことかとも思われます。
しかしながら、自身の安堵のためと言って世俗の利得を得ることばかりに血道を上げてみても、此度のような大災害が起これば、そんなものは跡形もなく消え果ててしまうのです。
そう考えるとき、「忙しいから」、「疲れているから」と言って仏道修行を怠けることは、一身の安堵を願う者としては、まったく逆効果の行動をしているということになります。
信心とは、まだ得ていないことを信じることと言われます。
一身の安堵を思わば自行化他に励むべし。
なんとなれば、正法を誹謗する罰として災害が起きるからであります。
それを為して初めて一身の安堵がもたらされると信じることこそ、日蓮正宗の信心だと思うのであります。
2011年3月13日
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正法弘通で災害防止を!
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