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真相究明ほど遠く、遺族無念 安永さん事件付審判

 「裁判自体に意味がなかった。悔しい」。29日、佐賀地裁で言い渡された安永健太さん=当時(25)=が警察官に取り押さえられた直後に死亡した事件の付審判判決。真相究明を求めていた遺族の思いをよそに、公判は殴打の有無に絞って争われた。無罪判決に父孝行さん(49)は「何もなくて死ぬはずはない。肝心な部分が抜け落ちている」と無念さをにじませた。

 

 「被告人は無罪」。孝行さんは目を閉じたまま裁判長の言葉に耳を傾けた。判決言い渡し後、表情を変えることなく裁判長から向き直り、ゆっくりと歩き出した松雪大地巡査長(30)。対照的に孝行さんは足早に法廷を後にした。

 

 被害者遺族の代理人弁護団の河西龍太郎弁護士は「まさに不当判決。警察の犯罪を暴くのに、警察が準備した証拠を並べて無罪判決を書く。裁判所が全く役割を果たさず、怒りを感じている」。孝行さんも「遺族は殴られて死んだなんて主張していない。これでは健太に何も報告できない」と語気を強めた。

 

 初公判から8カ月。0・1%以下といわれる“重い扉”をこじ開けてたどりついた付審判だったが、遺族に残ったのは徒労感だけだった。

 

 現場の警察官が健太さんを知的障害者と気付かずに取り押さえていたことが明らかになり、県警の障害者理解に一石を投じた事件でもあった。しかし判決では保護行為についての言及はなかった。突然体を触られるとパニックになると訴えてきた弟浩太さん(27)は「第2の犠牲者が出るんじゃないか。これじゃあ前に進まんなと思いました」。

 

 障害者福祉に携わる多くの人の関心を集め、支援者数十人が集まった。判決後、「障害者への理解が全くない」と怒りに震えて涙を流す姿もあった。「事件を考える会」代表世話人で福祉団体理事の村上三代さん(68)は「『適正な保護』を主張する被告人に裁判所は苦言すら呈さなかった。だったら障害者はどうしたらいいの。不安でいっぱい」と話した。

 

 一方、公判で積み重ねた証言で警察官が健太さんを後ろ手錠にしていたことなどが判明した。代理人弁護士は「保護行為の適法性などは民事で争う。何としても今後につなげる」と声を絞り出した。

2011年03月29日更新
付審判判決後の会見で、悔しさをにじませながら心境を語る安永健太さんの父・孝行さん(左)。右は弟・浩太さん=29日午後0時6分、佐賀市の弁護士会館

付審判判決後の会見で、悔しさをにじませながら心境を語る安永健太さんの父・孝行さん(左)。右は弟・浩太さん=29日午後0時6分、佐賀市の弁護士会館

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