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【大相撲】

陸奥部屋から八百長関与4人 特別調査委、認定か

2011年3月30日 紙面から

 八百長問題を解明する特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)は29日、東京都内のホテルに八百長に関与したと判断した力士の師匠を呼び寄せ、前日(28日)に続き“クロ”認定者を通告した。

 この日はメールなどに登場していた十両豊桜、幕下霧の若の師匠の陸奥親方(元大関霧島)、幕内光龍の師匠の花籠親方(元関脇太寿山)らが呼び出されたが、陸奥部屋に関しては調査対象となっていたのは豊桜と霧の若だけではなく、さらに2人いると調査委関係者は証言。

 それが事実なら部屋から4人という、この問題で部屋単位として最多となるクロ認定者が出てくる可能性がある。ただ、物的証拠もなくクロ認定を判断している調査委に対し、力士たちから疑問の声も上がっている。

 この日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古をした白鵬は「ちゃんとしたものを見つめて、結論を出してほしい。力士一人一人の人生がある。みんな足の引っ張り合い、落とし合い。もうやめてほしいと思う」と目を真っ赤にして訴えた。

 夏場所再開はまだ発表されていない。「いつ場所が始まるか分からないのに、一生懸命やっている。(八百長が)ないとかあるとか、(相撲を取っていく上で)問題じゃない。一生懸命にやる」と横綱としての責任を口にしていた。

 

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