福島第一原発の作業員らが大量に放射線を浴びた場合に備えて、東京の医師らが作業員らの造血幹細胞を採取し、保存するよう訴えました。

 虎の門病院・谷口修一血液内科部長:「私の友人・家族があのような場所に行く場合、間違いなく(幹細胞を)採ってから行くように勧める」
 虎の門病院の谷口医師によると、1時間あたり500ミリシーベルト以上の被ばくがあった場合、骨髄機能が低下するため造血幹細胞の移植が必要になります。この際、自らの幹細胞を使うと免疫反応が抑えられるため、治療が進めやすくなります。数十万円かかる費用は自己負担となりますが、使用する薬品に関しては製薬会社から無償提供の申し出があります。

映像提供:東京電力

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