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【大リーグ】川上、無念の開幕2A…2011年3月29日 紙面から
1975年生まれ、35歳3人の明暗が分かれた。ブレーブスは27日、川上憲伸投手がマイナーのキャンプに合流すると発表した。川上はこの日、フィリーズ戦で先発し、4イニングを5安打3失点で負け投手。共同電などによると、川上が米国でのプレーを希望する一方で、球団はトレードを画策している。また、同い年のオリオールズ・上原浩治投手は約1カ月ぶりにオープン戦に登板し、レッドソックス戦で1イニングを3者凡退。エンゼルス・高橋尚成投手はパドレス戦で、今オープン戦7試合、12イニング目で初失点も、開幕に向けて前向きだった。 無念のマイナー通告にも、川上はあらためて米国でのプレーを誓った。「全力を尽くす。とにかくメジャーで投げたい」。日本でのプレーも容認する意向だったレンGMは「米国にこのままいるのならば、たぶん(傘下2Aの)ミシシッピの先発で投げてもらう。いまのところ、トレードの具体的なオファーはないが、開幕後に先発を必要とするチームも出てくるだろう」と放出を前提としていることを再表明した。 メジャーキャンプでの最終登板も持ち味を出せなかった。2回2死満塁。相手先発ハラデーに中前へ運ばれて2失点し、3回もイバネスに左中間ソロを被弾。カーブが決まらず、打たれた5安打はすべて直球で「スピードもなく、一番悪かった」。ビザ取得の関係でキャンプ合流が約2週間遅れたうえに数日前から寝違いによる首痛もあり、「首が張っている影響もあった。(合流の)遅れを何とか解消しようと、できる限りのことはやってきた」と下を向いた。 今季は3年総額2300万ドル(約18億4000万円)の契約最終年。過去2年間は8勝22敗、防御率4・32で、結果を出せないまま日本に戻るのは、元中日のエースのプライドが許さない。「いい結果は残していないが、自分としてはこれ以上どうしようもない。(マイナーでも)やるしかない」。悲痛な覚悟を胸に、大リーグでの雪辱を期して泥をのむつもりだ。 PR情報
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