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韓国科学者の64%、国内原発安全に前向きな評価
2011/03/28 17:37 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル28日聯合ニュース】韓国の科学技術者10人のうち、6人以上が国内原子力発電所の安全性に対し、前向きな評価を下した。

 韓国科学技術団体総連合会は28日、「朝鮮半島地震と原子力安全」をテーマに23日に実施されたフォーラムで出席者を対象に行ったアンケート調査結果を明らかにした。それによると、回答者88人のうち、64%が「韓国の原発は安全」と答えた。

 また、新設原発の耐震設計基準「マグニチュード7.0」に対しても「適している」との評価が76%に達した。

 しかし、地震予防・防災システムの場合、48%が「十分に構築されていない」と否定的に評価した。肯定的な評価は13.6%にすぎなかった。

 具体的に不十分な部分(複数回答)として▼迅速対応・復旧システム(83%)▼耐震設計・補強(66%)▼教育訓練(62%)――などを指摘した。現在、政府の研究・開発(R&D)予算の0.8%を占める災害関連予算に対しても、回答者の83%が「不十分」と答えた。

 一方、東京電力福島第1原子力発電所の事故と関連しては、日本政府の対応で最も適切な措置(複数回答)は「自衛隊などの投入」(51%)が挙げられた。これに対し、問題点としては、「遅れた対応」(42%)、「不十分な情報公開」(42%)、「国際共助不足」(33%)などが指摘された。

csi@yna.co.kr

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