- [PR]
[政治]ニュース トピック:自民党
【東日本大震災】谷垣氏「時限増税」を首相に提案 自民、一部つなぎ法案賛成へ
2011.3.13 23:45
東日本大震災を受け、菅直人首相(民主党代表)は13日午後、自民党の谷垣禎一総裁と首相官邸で会談した。谷垣氏は「国債発行だけで復興財源は賄えない。支援税制を『東北復興ニューディール政策』と位置付け、何かやりたいと国民の気持ちを一つにすべきだ」と説き、復旧・復興財源の確保に向け、時限的な増税を含めた包括的な復興支援立法を求めた。首相は「これから協議していこう」と応じ、両党幹事長に具体的な検討を委ねる考えを示した。
首相は同日夜の記者会見で震災対策のための特別立法を検討する考えを表明。その後、白川方明日銀総裁らとの会合で「谷垣氏の復興ニューディールをやろうという考えに私も賛意を示した。決して増税とか何かを言ったわけでは一切ない」と強い意欲を示した。
谷垣氏は会談後、記者会見で「子ども手当などのばらまきを温存して復興資金は確保できない。そこにメスを入れるのが前提だ」と述べた。
一方、自民党の逢沢一郎国対委員長は13日、民主党の安住淳国対委員長と会談し、平成23年度予算関連法案の地方交付税法改正案と関税定率法案、税負担減免措置延長のためのつなぎ法案の3法案に賛成する方針を伝えた。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]