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自衛隊による新合任務部隊を編成へ~防衛省
防衛省によると、福島第一原子力発電所の深刻なトラブルに対応するため、17日午後にも自衛隊による新しい統合任務部隊を編成し、任務に就くことがわかった。
新しい部隊の主な任務は冷却作業などで、埼玉・朝霞駐屯地にある、有事に対応するための専門部隊、中央即応集団が中心となる。
また、福島第一原発の現在の状況を上空から把握するため、アメリカ軍が高高度無人偵察機「グローバルホーク」を飛行させていることがわかった。グローバルホークは、無人偵察機のため乗組員が被ばくする危険性がなく、上空から高性能のカメラや赤外線センサーなどで福島第一原発の状況を把握することが可能だという。グローバルホークはすでに、地震の翌日から被災地上空を数十回飛行している。
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