中国のボトル入り飲料水、飲ませたニワトリが死亡

2007年 09月 10日 15:35 JST
 

 [北京 10日 ロイター] 中国の海南省で、ボトル入り飲料水の安全性に疑念を抱いた家族が中身をニワトリに飲ませたところ、そのニワトリが1分もたたずに死んでいたことが分かった。10日付の新京報が地元紙の報道を基に伝えた。

 それによると、家族の1人がボトル入り飲料水を飲んだ後に吐血したことを受け、ニワトリに残りの水を与えて様子を見たという。紙面には、プラスチックのボトルを持った男性とニワトリの死骸(しがい)の写真が掲載されている。

 同紙によると、海南省当局が現在この件について調査中。

 中国製品についてはこのところ、玩具や歯磨き粉、魚介類などの安全性に対する懸念が世界中で持ち上がっている。

 
写真は28日、福島の避難センターで被ばくのチェックをする女性
厳しさ増す東電の信用力評価

かつては国債よりも信用力が高かった東京電力の社債は、いまや原発事故の補償コストで経営が危機に瀕するのではないかと懸念の眼差しを向けられるほどになった。  記事の全文 | スライドショー 

 
Photo
写真

東日本大震災のような非常事態は、金融市場の動揺を招く。そのような場合、必ずと言っていいほど、「市場対策」を求める声が上がる。

広がる反政府デモの動きをチェック