菅は「3・11」以来、記者団のぶら下がりに応じず、記者会見の質問時間もできるだけ制限している。国会審議にも出ていない(27日現在)。失敗しそうなこと、嫌なことは避けて通る“逃げカン”の面目躍如というところか。
それでも、菅政権は当分続くだろう。首相は本人が辞めない限り、なかなか辞めさせられるものではない。震災対策の最中に、辞めさせることも辞めることもできない。
「最悪の事態に、最悪の首相で臨むことになってしまった…」
これは、事情を知る与野党議員共通の嘆きである。
(敬称略)
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