全試合終了後、来場者に募金を呼びかける橋本大地(左)=東京・靖国神社相撲場で
|
 |
◆ゼロワン「奉納プロレス」
東日本大震災を支援するゼロワン10周年記念大会が27日、東京・靖国神社相撲場で「奉納プロレス」として行われた。
地震前日の10日に高校の卒業式を終えた“破壊王子”橋本大地(18)は、デビュー3戦目。師匠の大谷晋二郎(38)とコンビを組み、父の故・橋本真也さんの宿敵だった巨漢のビッグバン・ベイダー(55)とタッグで対戦。初のタッグマッチ、初の外国人選手との戦いとしても注目されたが、ベイダーのポスト2段目からのビッグバン・クラッシュを浴びて、16分32秒にフォール負けした。
大地は大谷を制して果敢に先発を買って出たが、ベイダーの巨大な肉塊には何をやっても通じなかった。得意のミドルキックの連打も浴びせたが玉砕。ベイダーの必殺技を食らってしばらく立ち上がれず、控室に戻ってようやく「顔とか頭を殴られるのは初めてなので…」とコメントした。 (門馬忠雄)
この記事を印刷する