東京都が28日、3つの浄水場で水道水を検査した結果、放射性物質の量はいずれの水道水も検出できる限界を下回り、ほとんど検出されませんでした。
東京都は、28日午前中、葛飾区にある金町浄水場、羽村市にある小作浄水場、それに埼玉県の朝霞浄水場で水道水を検査しました。その結果、放射性のヨウ素131の量はいずれの水道水も検出できる限界とされる1リットル当たり20ベクレルを下回り、ほとんど検出されませんでした。都内の浄水場では、今月22日に金町浄水場で乳児の摂取制限の2倍を超える1リットル当たり210ベクレルの放射性のヨウ素131が検出されましたが、その後、放射性物質の量は減り続け、28日は3つの浄水場とも検出できる限界の1リットル当たり20ベクレルを下回りました。東京都は今後も監視を続け、データを公表することにしています。