首相補佐官に馬淵前国交相
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首相補佐官に馬淵前国交相

3月26日 16時37分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

菅総理大臣は、福島第一原子力発電所の事故に対応する政府の態勢を強化するため、総理大臣補佐官に、新たに馬淵澄夫前国土交通大臣を起用しました。

菅総理大臣は、26日午後、馬淵前国土交通大臣を総理大臣官邸に呼び、総理大臣補佐官への起用を伝えました。このあと、馬淵氏は記者団に対し、「菅総理大臣からは『とにかく全力を尽くしてほしい』と言われた。国家の命運を握る大きな対応なので、力のかぎり取り組みたい。特に原発事故は世界中が注視するなか、国民の不安もあり、早急に対応していかなければならない」と述べました。また、枝野官房長官は記者会見で、馬淵氏を起用した理由について、「福島第一原子力発電所の事故を担当している細野総理大臣補佐官から『業務が非常に多くなっているので態勢を強化してほしい』という要請があり、細野補佐官とともに原発事故の対応を担当してもらうため起用した。馬淵氏は国土交通大臣の経験もあり、中期的な震災対策にも大きな役割を果たしてもらう」と説明しました。この人事に伴って、総理大臣官邸の広報対応を担ってきた寺田学総理大臣補佐官は退任しました。