Calendar

2006年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Recent Comments

« 国会質問通告
メイン
日銀総裁 »

NHKと子会社と随意契約

1004億円のうち、988億円。

平成16年にNHKがその子会社、関連会社と交わした契約総額のなかの随意契約金額です。

それは、NHKの年間事業収入の約6分の1にあたる額です。

放送法では、NHKは基準によって業務を委託する事が出来ますが、「業務委託基準」による原則は『競争契約』なのです。

にもかかわらず、関連会社に契約丸投げ。その大半は随意契約なのです。

番組制作に限って調べると、平成16年にNHKが子会社に発注した番組制作は39.9%で約442億円。

随意契約率は100%。

今日開かれた総務委員会のNHK平成16年度決算審議。

番組制作を子会社に随意契約で全て委託する理由を聞くと、橋本NHK会長は言いました。

「公共放送らしい番組を制作するため」。

「公共放送らしい…とは?」と聞くと

「公共サービスの質を確保するため」だ、と。

民放番組でも、優れたドキュメンタリー番組を制作するプロダクションはいっぱいありますが、NHKによれば、子会社の制作会社以外は「公共放送番組」を作れない、ということになります。

しかも、契約は100%随意契約。受信料が正しく使われているか全く見えません。

あと、今日の審議でわかったこと。

この4月に職員がカラ出張で約2000万円を着服していたことが明らかになりましたが、NHKには、出張を粉飾できてしまう制度があるのです。

国会などに詰めている記者クラブの記者以外の職員は、誰でも「日帰り出張申請」をすると、

局から4時間離れると1000円。

さらに全部で10時間以上離れると400円加算。

の、日帰り出張手当が支給されるのです。

はぁ?(?_?)

本当に出張に行ったのか、営業に行っただけなのか、あるいは、お茶を飲んでいただけなのかが問われない手当って何でしょう。

相次ぐ不祥事の度に橋本会長は言います。

「再生します!」

NHKのお金の使われ方を調べると、その言葉、にわかには信じられない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/1325

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

蓮舫(れんほう)

-----<経歴>-----

1967年11月28日、東京都生まれ。
青山学院法学部卒。
台湾人の貿易商の父、謝哲信と日本人の母との間に生まれる。
85年に台湾籍から帰化するまで謝蓮舫という名前で、今でも謝姓に愛着と誇りを感じている。
88年、第14代クラリオンガールに選ばれ芸能界デビュー。主に司会やレポーターの分野で活躍し、92年「スーパーワイド」(TBS)などで歯に衣着せぬキャスターぶりで注目を集めた。
そして93年には「ステーションEYE」(テレビ朝日)で報道キャスターに転身。
95年から97年まで北京大学に留学。
帰国後、男女の双子を出産。育児と同時にテレビ、ラジオへの出演と講演、執筆活動を再開する。
2004年7月11日の参議院選挙で当選し、現在、民主党の参議院議員。

<参議院>
・厚生労働委員会委員
・予算委員会委員

<民主党>
・ネクスト年金担当副大臣
・政策調査会副会長

-----<出演>-----

『ステーションEYE』
ANB、報道キャスター
(1993?1995)
『アクセス』
TBS-R、ナビゲーター
(2003.1?2004.3)
『みのもんたのサタデーすばッと!』
TBS、ゲストコメンテーター
(2003.10?2004.3)
『サンデープロジェクト』
ANB、台湾総統選挙取材・リポート
(2000.3・2004.3)

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.renho.jp/
携帯サイト
http://www.renho.jp/i/
注目!!プロップマガジン
SUNTORY SUNGOLIATH

-----<推薦>-----


『ひまわり弁護士』
村田信之著、講談社文庫


『日本の生き方』
田原総一朗著、PHP

→ブック・こもんず←



当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.